皆様からお寄せいただいた質問にミズノトラッククラブ(MTC)・チームミズノアスレティック(TMA)のメンバーがお答えしました。練習・試合においてぜひ参考にしてください。

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短距離(100m)

足を速く回すことができません。

市川 華菜
Answer

こんにちは。ミズノトラッククラブ市川華菜です。
足を速く回す方法として私が実践しているのは、ミニフレキハードルまたは普通のミニハードルを3足幅で10台ほど並べ横を向きミニハードル間を2歩、同じリズムでより速く行う練習です(できれば1往復から2往復スピードを落とさないように)。

感覚としては足を回すよりは、熱い鉄板の上を走るイメージすると地面に足が着いたときにすぐに次の足が出ると思います。

少し考えを変えるだけでも良い感覚が生まれると思うので是非試してみてください。

冬季にフォーム改善したいです。

川面 聡大
Answer

こんにちは。ミズノトラッククラブ川面聡大です。
シーズン中は試合や試合の調整等でフォームを修正する練習をしにくいので、冬季にフォームを修正することをオススメいたします。

冬季の練習に入る前にシーズンのよかったところ、悪かったところを分析し、どのような部分を修正するかを検討した上で冬季練習に入ると効率も良くなり、良い練習をすることができると考えます。

またフォームの修正ですが、欠点を直すことばかり考えてしまうと長所がなくなってしまう可能性があるので、今あるものにプラスしていく感覚で修正していくとスムーズに進むと思います。

早朝練習について教えて下さい。

和田 麻希
Answer

こんにちは。ミズノトラッククラブ和田麻希です。
早朝練習はやる人、やらない人がいるのでこれがいいとは言えませんが、体を起こすという意味ではジョギングや体操などゆっくりしたトレーニングがいいと思います。

体を温めてから補強やウエイトなど走る以外の練習をしてみてもいいかもしれません。いろいろな練習をするのも普段使わない筋肉を使い強化できるので試してみてください。

気分もすがすがしくなると思います。やりすぎず、怪我に注意してがんばってください!

「長距離のほうが向いている」と言われ長距離に移るべきか迷っています。

川面 聡大
Answer

こんにちは。ミズノトラッククラブ川面聡大です。
私自身はずっと短距離を専門にやってきましたが、昔から速かったわけではなく、インターハイにもいけない選手でした。

その時に短距離をやめてほかの種目に転向したほうが成功するのではと思ったこともありましたが、やはり自分のやりたい種目で勝負したいと思い、その思いが結果に繋がってきたのかと思います。

何が言いたいのかというと、自分のやりたいことではないと全力で努力することはできないし、楽しくないと思うので、向き不向きではなく自分のやりたいことを頑張ったほうが良いと思います。頑張り続けていれば、いずれ結果もついてくるので信じて頑張りましょう。

ストライドが、なかなか伸びません。

市川 華菜
Answer

こんにちは。ミズノトラッククラブ市川華菜です。
ストライドを伸ばす方法としてストライドだけを無理して伸ばすと力が入りやすい接地のポイントがずれてしまい逆にスピードが落ちてしまいます。ストライドはスピードが上がれば自然と広くなります。

練習として私が行っていることは、マークを1.8m1.9m2m間で各20個ほど置き20mの加速をつけ行うトレーニングです。始めは1.8mの狭いマークから行いスピードを落とさず正確に走ります。

1.9m、2mと幅を広げてもスピードを落とさずマークを正確に越えて走ることができればスピードも上がりストライドも伸びていると思います。

後半はどのような走り方をしたら良いのですか?

和田 麻希
Answer

こんにちは。ミズノトラッククラブ和田麻希です。
100mの後半をうまく走るには前半と中盤の走り方が大きく関わってきます。前半力を使いすぎず上手く加速し中盤はリラックスするくらいのほうがいいと思います。

レースでは60m付近から減速していくので中盤リラックスして温存していた力をもう一度出す感じで二段階加速するイメージを持つと減速も減ると思います。

後は、競ったときにいかにリラックスして自分の走りができるか!ですね。頑張ってください!

後半にうまくスピードに乗ることが出来ません。

市川 華菜
Answer

こんにちは。ミズノトラッククラブ市川華菜です。
スタートからの加速がしっかりできれば後半につながる走りが出来ます。そのために私が行っていることは加速局面の取り出した練習です。たとえば、「10m+30m 5本×2or3セット」や「10+60m3本2セット」の加速を行い、その時にタイムを落さずキープできるようにします。また100m選手に多いのですが、短い距離と技術練習にとらわれ100mよりも長い距離を避ける人がいます。それではレース後半にスピードが落ちてしまいます。150~200mぐらいの距離を何本も行うのではなく少ない本数でスピードを落とさず行うが大切です。たとえば150mを3本80%~90%で走る練習です。

そのとき1本目からの減速を0.5~1秒以内でとどめます。休憩は走った距離を歩きで戻ります。これをしっかりできるようになれば体力もつきスピードもキープできるので後半も落ちにくくなると思います。

後半に強くなるにはどのようなことに注意したらいいでしょうか?

和田 麻希
Answer

こんにちは。ミズノトラッククラブ和田麻希です。
後半に強くなるには、乳酸に打ち勝つ体づくりと精神力ですね!練習では、長めの距離を質を高めて走ることが大切です。それを冬季中に継続していきましょう。質を上げて行うことで後半も減速しない体が自然と出来上がると思います。

冬季中に頑張ったことは必ずいい結果として返ってくると思います。自信を持って試合に臨むことも精神的にとてもいいので諦めず頑張ってください!

長距離体型です。

川面 聡大
Answer

こんにちは。ミズノトラッククラブ川面聡大です。
僕も身長171cm、体重も61kgと短距離選手の体ではないといまだに言われます。僕も筋力トレーニングをしていますが、なかなか増えないタイプです。ですが、筋肉を増やすことが速く走ることとイコールではないと思うので、自然と走りの中でついた筋肉が走るために重要な筋肉です。

なので、無理に筋肉を増やそうとせず、自分が理想とする走りを目指して練習をすることが一番だと考えます。

それでも不安であれば、追い込み練習のようなきつい練習をした日はいつも以上にご飯を食べることをオススメします。要するに、使ったエネルギーを補充するイメージで練習の強度にあわせて食事も調整するとよいと考えます。

前半の加速があまりできていないと言われています。

和田 麻希
Answer

こんにちは。ミズノトラッククラブ和田麻希です。
前半の加速は力任せに行こうとすると思うように進みません。タイミングとリズムを自分の中でしっかりイメージして、そのイメージを体で表現する感じで加速してみてください。ストライドは広く、ピッチは速いのが理想ですが、人それぞれ体つきも走り方も違います。

加速のときに腰が上手くのる場所を見つけてそれをどんどん前方向に進めていくという感覚でやってみてください。タイミングが合ってくればいい加速が出来てくると思います。頑張ってください!

後半から伸びてくるように練習をするにはどうしたらいいのですか?

渡邉 和也
Answer

こんにちは。ミズノトラッククラブ渡邉和也です。
まず100mにおいての後半ですが、伸びてくるというよりも減速をいかに防げるかとイメージしてみましょう。レースパターンが前半に力を出し過ぎて後半の減速が大きいことも考えられますね。

後半の減速を防ぐ練習としては、100m~150mの距離をゆっくりと加速していき、50m前後でトップスピードに乗せ、残りの距離をスピード維持するような練習が効果的かと思います。本数やセット数などを工夫し、自分に合ったトレーニングを組み立ててみて下さい!

走っている最中のしびれについて。

石塚 祐輔
Answer

こんにちは。ミズノトラッククラブ石塚祐輔です。
走っているときの「しびれ」は身体的要因と心的要因があると考えられます。

まず身体的要因は走っているときに身体で分泌される乳酸が関係してると思います。これは個人によって出方が違うとは思いますが、その乳酸に耐えていくことが選手としての課題ではないかと思います。試合と同じくらいの負荷を日ごろから行うことが必要になってくると思います。そして心的要因は過度の緊張からくるのではないかと思います。

緊張は悪いものではないですが、過度の緊張は「しびれ」や「痙攣」に繋がってしまうと考えられます。このことを防ぐためにも、日ごろのトレーニングを大切にしていき、試合でベストパフォーマンスができるように自信をつけていくことが大切です。

スタート後前傾を保てません。

川面 聡大
Answer

こんにちは。ミズノトラッククラブ川面聡大です。
前傾に関してはスタートから20mぐらいまで保てたら良いと思います。その時に上体だけを倒し「く」の字のようになるのではなく、体を一直線にし倒れるようにするのが理想です。また、難しいと感じる場合は目線で意識すると上手く前傾できます。

私の場合は1mぐらい前の地面を見るように意識しています。スタートの後の20m~50mは100mの中で一番大事な部分だと考えます。走りを見ていないので具体的なアドバイスは難しいですが、地面をしっかり押して前に進むイメージをもって走れれば良いと思います。

あとは、試合や練習の映像を見て、自分の走る方向やしっかり地面を押しているかなどを研究し、練習を重ねていくことで思うように加速をすることができていくと思います。しっかりと自分の走りを見つめ直し、練習を継続してほしいと思います。

後半にピッチが極端に落ちてしまいます。

和田 麻希
Answer

こんにちは。ミズノトラッククラブ和田麻希です。
後半にピッチが落ちるのはオーバーストライドになってしまっているからかもしれません。後半は乳酸もたまり体もばらついてくるので減速します。それを、落とさないようにしようと頑張りすぎると、逆にタイミングがずれてしまい更に減速してしまいます。

中盤で気持ちをリラックスしてみてください。後半は、力まず、中盤の走りを継続したまま、気持ちもう一度加速する感じでやってみてください。さらに、100mの長い下り坂だと想定してやればピッチの減速も防げるかもしれません。頑張ってください!

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