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早田ひなの優勝会見「絶対に負けない選手になりたい」

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 男子チャンピオンの宇田に続いて優勝会見に臨んだ早田ひな。これまでは女子選手離れしたパワーを誇る一方で、「イチか、バチか」という強引な強打も多く、それゆえに成績が不安定。昨年の東京五輪選考レースで、上位を走る伊藤・石川・平野との差をなかなか詰め切れなかったのも、「ここ一番」という試合でなかなか勝ち切れなかったからだ。

 しかし、今大会でのプレーはまるで「横綱相撲」。「100の力で打ったら、決まる確率は上がるけど戻れない。70の力でコースを突いたり、逆を突いたり、相手を見ながら打つという基本も大事にしながら、今大会は練習から試合につなげていった」と試合後に語ったように、何本でも連打してじっくりラリーを組み立て、チャンスボールを正確に仕留めた。これで世界選手権団体戦の代表入りも決定。早田ひなの覚醒が、日本女子チームにとって大きな戦力アップとなることは間違いない。以下は優勝会見でのコメント。
 
 「平野(美宇)選手が優勝して、伊藤(美誠)選手が優勝して、私もこれに続きたいなという気持ちはやっぱりあった。準決勝で伊藤選手、決勝で石川選手に勝って優勝できたのはすごく自信になりました。


 伊藤選手はワールドツアーでも優勝したり、ワールドツアーの途中で五輪代表を決めたり、中国選手でもなかなか勝てない選手になっている。ダブルスパートナーとして、お手本として間近で彼女のプレーを見ることが多く、彼女のプレーから学ぶことも多い。自分の卓球人生の中で、彼女のプレーを見てこういうこともできるかな、やってみようと思える存在です。


 石川選手とは年末のTリーグで試合をしていたけど、ボールも違うし、環境も緊張感も違う。初めて対戦するつもりで、チャレンジャーの気持ちで向かっていくだけでした。決勝は3ー0とリードして、4ゲーム目も3ー0になって、勝ちを意識したわけではないけど少しボールを見てしまって、1本に対して動きが硬くなってしまった。でも5ゲーム目から逆に何本もラリーして、最後はしっかり打って決めることを考えていた。自分らしい試合ができたかなと思います。


 今年も選考会であと1点、あと1勝ができずに代表を逃してきた。今回は世界選手権というより全日本という目の前の試合で、しっかり優勝したいという気持ちが強かったので、あまり考えていなかった。でもしっかり自力で(世界選手権の)代表権を勝ち取ることができたので、すごく自信になりましたし、五輪前の世界団体で貴重な体験をさせてもらえる。また自分の成長につなげていけたらと思います。


 同世代に3人いて、私からしたら「みうみま」ふたりから学ぶことはたくさんある。負けて成長すると思うので、今回は私が伊藤選手に勝ったことで伊藤選手はもっと強くなるし、それを追い越そうと平野選手や私が練習に取り組む。今の伊藤選手に勝てたのは自信を持って良いですけど、まだまだ足りない部分はあるし、次は0ー4で負けてしまうかもしれない。確実に強くなって、絶対に負けない選手になりたい」(早田)

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