『アルティウスST5』を開発するにあたり、これまでのミズノラケットは高性能ながらどちらかと言えばコアな層にしか受け入れられないイメージがあったため、初・中級者を始めより幅広い層のユーザーに手に取ってもらえる馴染みやすい商品が必要だと考えました。その点で、使いやすさには相当こだわりました。その中でもかなり軽く(質量目安 約77g)、そして弾むラケットです。正直、私も「5枚合板でこんなに飛ぶんだ!」とビックリしました。回転もかなりかかりますよ。
グリップのデザインは細部にわたってこだわりました。厚さを薄くして握りやすくしています。そして握った時にレンズが指にかからないように位置を調整したことで、ストレスを軽減するようにしています。
全体のデザインはシンプルで高級感があるものを目指しました。派手なラケットはインパクトはありますが、飽きも早い。シンプルなデザインのほうが長く使ってくれます。
※個人の感想です。
※卓球王国6月号掲載