テニスシューズ「WAVE EXCEED」シリーズ特集記事が
2021年ソフトテニスマガジン8月号(6月25日発売)に掲載!

2021年男子ナショナルチーム使用率10/18名

WAVE EXCEEDシリーズは高反発素材の
MIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)搭載して進化の跡

総合スポーツ用品メーカーだからこその視点で、アスリートの可能性の扉をこじ開けてくれる。今回はおなじみのWAVE EXCEEDシリーズに、反発性に関する知見を結集した新素材を搭載。柔らかさによって溜めた接地面のエネルギーを少ないロスで反発させるMIZUNO ENERZYだ。テニスで着目するのは、かかとと拇指球部分で、コート内での必要な動きを強力サポートしてくれる。

解説◎篠田茉那[グローバルフットウエアプロダクト本部、企画・開発・デザイン部]
取材◎福田達 写真◎松村真行、ワンダン・ダワー

過去に野球のバットやゴルフクラブを手掛けてきた反発のノウハウ。これを注入したソール用の高反発素材がMIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)だ。最初に注目を集めたのは2020年の箱根駅伝だった。厚底ブームの最中、区の区間賞を獲得したランナーが履いていたのがミズノの真っ白なプロトタイプシューズ。そして、昨夏、ミズノエナジーを搭載したランニングシューズが発売されて以来、さまざまなスポーツシーンにそのノウハウは発揮されてきた。もちろん、テニスシューズにも導入されるのだが、開発に時間を費やしたという。競技特性上、力の発揮方法が複雑なのだ。「ランニングのように前だけでなく、テニスは横、後ろも含めたあらゆる方向へのフットワークが求められる競技」と商品企画担当の篠田茉那氏が話すように、コート内での動きに特化した、選手が望むような機能を追求してきた結果でもある。

MIZUNO ENERZYはミズノ史上最高
※1のシューズ用高反発ソール素材

ミズノが総合スポーツ用品メーカーとして培ってきた「反発性」に関する知見を結集した新素材。柔らかさによって溜めた接地時のエネルギーを少ないロスで反発させる、MIZUNO ENERZYがアスリートの新たな可能性を切り拓く。

※2 ※3 ※4

※1 当社比:材料性能のみを比較した数値であり、設計などにより、効果や感じ方が異なります。
※2 vsPoWnCe ※3 自社従来材料 ※4 素材単体での硬度・反発性能の比較

「WAVE EXCEED TOUR4Z」「WAVE EXCEED 4ZWIDE」には足裏の拇指球部分に、「WAVE EXCEED LIGHT」にはかかと部分に、その高反発素材が入っている。

前者はスピード重視の構造になる。テニスの切り返し動作のなかで、特に力がかかるのは足の拇指球部分で、そこに柔らかい反発素材を入れることで踏み出しや切り返し動作をサポートしてくれる。「TOUR 4Z」は球際を攻めてもブレないという声や、足に負担がかかるときにサポートしてくれる安定性、耐久性が好きという声もある。そして、「4ZW I D E 」は30g 軽い3 0 0 g(27.0㎝片方)なのに加え、人工皮革がアッパーに使用されていて、屈曲時の柔らかさも実現して、ザ・軽量スピードモデルというニュートラルな面も併せ持つ。

後者はかかとに反発素材を入れることで、足を入れた瞬間から柔らかさを体感でき、より柔らかい足入れを狙った。シンプルにミズノエナジーの良さが伝わるはず。しかも、285gというシリーズ最軽量にも驚かされる。中高の部活生におススメだ。「軽さとクッション性は相反するものです。クッション性のためにはソールに厚みを増したほうが良いですが、通常ならその分重くなります。それでも素材自体の進化により、軽さ、柔らかさの両面を出しているのは我々にとっても大きな一歩です」(篠田茉那氏)

2021年7月、この3機種同時発売。トップ、スタンダード、最軽量と選手の好みで選べるラインナップだが、カラーが似ているために、チームとして揃えることもできそうだ。

船水雄太

船水雄太

砂入り人工芝/クレー:WAVE EXCEED 4Z
ハード(インドア):WAVE EXCEED TOUR 4Z

「フットワークで動き回るプレースタイルなので、そこに満足する点が多いです。まずは足首を守ってくれるホールド感があり、それなのに素材は柔軟性があるので足になじみます。機能的には、地面からのパワーをもらうための蹴り上げや打った直後の一歩目の反応のスピードを助けてくれます。つまり、TOUR 4Zはミズノエナジーが拇指球部分に搭載されていますが、フットワークの動き出しでパワーをくれるのです。まさにバネをもらったような感覚があります。遠いところに動くときに無駄に踏ん張る必要がないので、省エネなのもいいですね」

九島一馬

九島一馬

WAVE EXCEED TOUR 4Z

「ネットプレーだけなら切り返しの部分などは求めないですが、今はプレーが多様化していて、しかも動き自体が激しくなるなかで、足元の安定感を求めてTOUR 4Zにしました。安定感というと硬いイメージがあるかもしれませんが、まったくそんなことはなく、切り返しのときでも柔らかくグリップしてくれます。しかもミズノエナジーの搭載によって、感覚的な部分ですが、返ってくる感じがあります。クッション性もあるので、好きな部分ですね。まず履いてみてほしい。それで感じてほしいと思います」

松本倫旺

松本倫旺

WAVE EXCEED 4Z

「フィット感がすごくあります。靴紐を結ばなくても良いように感じるほどです。あとは、クッション性が高いことでしょう。拇指球あたりの反発性が高いのと、そのまま力が伝わりやすくなるのかなと感じています。足首周りがしっかりしていて、守られている感じがするので、ケガ、特に捻挫等はしにくいような気がします」

安藤優作

安藤優作

WAVE EXCEED 4Z

「自分は軽いものだと足を挫きやすいので、ガッチリしていて、かつ履いている感じが柔らかいのが好きです。軽すぎず、かといってあまり重たくないような。前のモデルから履いていますが、動きにくいと思ったことが一度もありません」