メンバーとの深い絆があるから、前へ進み続けられる

TEAM SHACHI
咲良菜緒 Nao Sakura

改めて感じる“メンバーへの想い”

愛知県出身の4人組女性グループ TEAM SHACHI(読み:シャチ)の中でも、ファンの間ではロック好きで知られ、気持ちを前面に出したパフォーマンスでグループを引っ張る”ドラゴンズブルー”の咲良菜緒さん。しかし意外にも、グループ活動を始めた当初は、歌やダンスが苦手で強いコンプレックスを持っていたといいます。
「最初は音程を外していることさえ、自分で気づきませんでした。レッスンで先生に『どうすれば音程を合わせられますか?』って聞くことから始めて。悔しくて、ひとりの時間はいつも歌の練習をしていました。親が家にいないときに大声で歌ったりして(笑)」
そんな彼女の支えになったのは、グループのメンバーでした。
「ダンスを教えてくれたり、『できるよ!』って励ましてくれたり。メンバーがいたから、今までやってこられました。最近、ちゆ(伊藤千由李)が卒業した時にも改めて思いました。私はメンバー全員のことが大好きなんだなって」
咲良さんがこれまでのグループ活動で乗り越えなければならなかった一番の壁。それは、2016年に安藤ゆずさんが卒業したことでした。
「メンバー全員で支え合ってきましたし、グループとしての一体感が本当に強かったので、ゆずが抜けたらどうしていいか分からなくて…。ファンのみんなにどう納得してもらえばいいのかとか、残った私たちだけでどうしていけばいいのかなど、活動を始めてから一番悩みましたし、ゆずがいない喪失感がすごくて。今までで一番辛かったですね」
悩みに悩んで生まれたのは、“一人ひとりの個性を強くする”ことで卒業したメンバーの分もがんばり、ファンの期待に応えようという決心。
「例えば、ゆずのカラーだったピンクの衣装を着ているファンにはライブ中に視線を送ったり、自分にできることを精一杯やることで苦しい時期を乗り越えました」

“グループみんなで”という強い決心

移動中にはアロマの香りで気分転換しているという咲良さん。オフの日は自宅でたっぷり睡眠を取るか、外に遊びに出てリフレッシュしているそう。そして最近になってやっと、安藤ゆずさんとプライベートで会うことができたとのだとか。
「ゆずが卒業したときは彼女の気持ちをいろいろ考えすぎてしまって、連絡すらできませんでした。ずっと一緒にがんばってきたゆずと疎遠になってしまって…。だけど、久しぶりに会えて、ゆずの代表曲でもある『抱きしめてアンセム』もカラオケで歌ってもらえました。そのときに、ゆずはグループを卒業したけど私たちの関係は変わっていないと感じることができて、2年間抱え続けていた心の重荷が消えました」
また、グループ活動を続けるために「家族にはすごく支えてもらっています」と咲良さんは両親への感謝を口にします。
「たくさんサポートしてもらっているので、いつか家をプレゼントしたいなって思っています。そのためにもグループとして成功しないと(笑)」
必ずTEAM SHACHIで成功したい、とも咲良さんはいいます。
「グループとして成功するから意味があるし、それをローカルからできたらカッコイイですよね。いつかはナゴヤドームでライブをします。絶対に実現するって決めているから、それは夢や目標というより、もはや予告です」

REACH BEYOND TIME

ストレッチの時間

10分のストレッチが“心の余裕”を生み出す

「ライブの前に少しでもストレッチをする時間があると嬉しいですね」と咲良さん。ゆっくりと身体を伸ばすことで精神的にも緊張がほぐれ、ライブ中に観客の反応を見る余裕が生まれて良いパフォーマンスができるそう。ライブ前に限らず、空き時間にはストレッチをすることが習慣だそうで、常に心身のコンディションを整えていることが、強い気持ちで活動を続けていくベースになっているのかもしれません。