中学生の時に下した決断が、夢への階段を駆け上がる

プロテニスプレーヤー
清水 悠太 Yuta Shimizu (三菱電機)

優勝という結果が、自分の背中を押してくれた

2018年4月に18歳でプロ転向したプロテニスプレーヤーの清水悠太選手。プロ転向後、すでにフューチャーズ大会で優勝も経験しており、将来の日本男子テニス界で世界を相手に戦えるトップ選手として活躍することが期待されています。そんな清水選手がテニスを始めたのは4歳の頃。
「当時からプロテニスプレーヤーになって活躍すると宣言していたそうです。自分では全然覚えていませんが(笑)」
そんな清水選手も中学生時代は思ったような結果が出ず、プロとして活躍する自信がなかったといいます。
「そんな中、高校進学時に勉強とテニスをバランスよく学べる全日制か、テニスに集中できる環境を整えられる通信制の高校に進学するかを選択する必要に迫られました。プロをめざすなら間違いなく通信制を選択すべきです。でも当時はまだ結果も出せておらず、自分がプロでやれるか半信半疑の中で将来を左右する決断を迫られて、正直迷っていました」
ちょうどその頃に初めて全国大会で優勝。この結果がプロをめざす決断を後押ししました。
「あの優勝で高校3年間をテニスに捧げる気持ちが固まり、通信制高校への進学を決意しました。もし優勝できていなかったら、全日制高校に進学してプロにはなっていないでしょうね。あの決断があったから今の自分があると思います」

夢はグランドスラムで活躍し、優勝する!

プロとしてさらなる活躍が期待される清水選手。練習や試合でテニスに集中するせいか、それ以外の時間はほぼ100%テニスのことを忘れて過ごすそうです。
「オンとオフのスイッチはきっちり切り替えられる方ですね。テレビでテニスの試合を観る時も、純粋に一人の観客として楽しみながら観戦します。ただ、テニスの試合を観るよりもプレーする方が好きなので、観る機会はそんなに多くありません」
ましてや自分のプレーを見るのは、恥ずかしくてほとんど観ることはないそう。また、テニスに集中する環境に身を置いたことで、オフの楽しみ方も楽しむ仲間も変わってきたといいます。
「昔は学校の友達と遊ぶことが多かったのですが、練習拠点の近くに住んでいることもあり、最近はチームの仲間と遊ぶことが多いです。その中に釣り好きのコーチがいて、ときどき釣りに連れて行ってもらっています」
夢は「グランドスラムで活躍して優勝すること」と語る清水選手。
「まずは“プロになる”という夢への第一歩を実現することができました。さらにプロになる時に立てた目標通り、順調にランキングをアップできています。夢を実現するための次なるステップとして、グランドスラムの本戦に出場できるランキング100位以内をめざします」

REACH BEYOND ITEM

手づくりのお守り

一緒に世界を転戦するお守りは姉のお手製

「全国大会の直前に、このお守りを姉からもらいました」と語る清水選手。その全国大会で優勝して以来、試合や練習の時に持ち歩くラケットバッグの中にこっそり入れており、世界で戦う清水選手の隠れた相棒といえるのかもしれません。今もなおラケットバッグに入れていることをお姉さんは知らないそう。