INTERVIEW原動力インタビュー

選手のニーズにパーフェクトに応えたウエアをめざす気持ち、それが私の原動力

ウィンタースポーツウエアパタンナー

伊藤 亜也子

本当に地道で大変なのですが、最終的に選手から直接『いいね!』のひと言をいただいた時は、素直に嬉しくて、またがんばれます。

デザイナーが考えたデザインを服として成立するようにパターン(型紙)に落とし込む、いわゆる「服の設計」を担当するパタンナーの伊藤亜也子。

「企画とデザイナーが作り上げたデザイン画は二次元の世界で生まれたもの。私たちパタンナーには、それをリアルな三次元の世界でいかに実現するかが求められます。一般的な洋服のパターンはトレンドを意識しますが、競技ウエアのパターンで重視されるのは機能性。選手のパフォーマンス最大化を考慮してパターンを作らねばなりません。それは普通の洋服作りとはまったく違う感覚が必要ですね」

選手とのコミュニケーションで得た情報をパターンに落とし込む作業は、まだ競技用ウエアのパタンナー経験が浅い伊藤には大きな壁です。

「この壁を乗り越えるには、最終的にOKをいただくまで選手の声に耳を傾け、何度も微調整を重ねるしかありません。本当に地道で大変なのですが、最終的に選手から直接『いいね!』のひと言をいただいたり、選手の窓口となっている担当者から『選手が感謝していましたよ!』という話を聞いた時は、達成感というか素直に嬉しくて、またがんばれます。本当にたったひと言が力になるから、自分でもびっくりします(笑)」

これからさらに経験を積み、これまで以上に選手の力となるウエアを生み出したい、と言います。

「選手の体格や志向、実験データなど、あらゆる面から見ても妥協のない、パーフェクトなウエアを創造したいですね。確かにゴールは果てしなく、完璧なんてあり得ないでしょう。でも、そこに向かって取り組み続けようとする自分の気持ちこそが、私自身の原動力なのだと思います」

#powertoperform

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