INTERVIEW原動力インタビュー

選手の「ありがとう」のひと言こそ、がんばれる原動力

ウィンタースポーツウエア縫製担当

穴瀬 紘恵

寝られないことが多くて本当に体力的には厳しい。でも翌日朝、選手にウエアを渡すと本当に喜んでくれるんです。

ミズノグループのものづくりを支えるミズノテクニクス株式会社氷上工場でウィンタースポーツ競技の選手用ウエアの縫製を担当する穴瀬紘恵。
彼女はクラフトマンの称号を持ち、国内外のナショナルチーム用ウエアの縫製を担当するほか、国際大会への帯同経験も豊富で、まさに縫製のプロフェッショナルと呼ぶにふさわしい経験を重ねてきた。

「ただミシンで縫うのが好きなだけなんです。縫う爽快感とものづくりが進んでいくプロセス、そして完成した時の達成感。この3つがある限り、縫製ができるだけで私は幸せなんです(笑)」

そんな穴瀬も、モデルチェンジをする1着目のサンプルを縫製する際はとてつもない緊張感に襲われる。

「目の前の1着を作りあげるためだけなら問題ない縫製も、選手の要望に対応する微調整や試合直前の修理を考慮すると、縫う順番や生地の合わせ方も変わってきます。時にはウエアの設計図であるパターンの修正を提案することも。頭でシミュレーションし、縫っては解いてを繰り返しつつ試行錯誤を重ねますから、ただ気持ち良く縫うというわけにはいかない。それでも楽しいと感じるのは、やはり縫製が好きだからでしょうね」

選手に「このウエアで勝利してほしい、新記録を生み出してほしい」という『想い』が届いたと感じた時は、嬉しさも格別。

「大会への帯同時は、前日練習終了後にウエアを引き取り、試合当日の朝までに試合用のウエアを微調整することも少なくありません。寝られないことが多くて本当に体力的には厳しい。でも翌日朝、選手にウエアを渡すと『もうできたの?早い!ありがとう!』と本当に喜んでくれるんです。その瞬間、徹夜の疲れなんて吹っ飛んじゃう。大好きな縫製で『ありがとう!』のひと言をいただける瞬間こそが、仕事に取り組む原動力になっています。

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