アイスランドへの旅を目前に控え、旅支度をするシェルパ斉藤さんの書斎を訪れた。
テント、寝袋、調理器具と、旅の必需品が、ズラリと並ぶ。
「忘れてはならないのが、アンダーウエア。天気が変わりやすい地域での旅では、
アンダーウエア選びが重要なんですよ」
と、斉藤さんが手にしたのは、ミズノの“ブレスサーモ”。
「じつは、以前北アルプスを旅したとき、山小屋の布団がブレスサーモでね。
山小屋って布団を干すのが大変だから、少し湿ってたり、
においが残ってたりするんだけど、これが軽くて温かくてさ。
これなら、アンダーウエアも間違いない、と思って」
数日山に登るくらいなら、1枚準備すれば十分だとも。
「家でも、冬になると“ブレスサーモ”を着てますよ」
斉藤さんが暮らす八ヶ岳山麓では、11月にもなると薪ストーブに火が入る。
それに合わせるかのように、ブレスサーモも活躍する。
「早朝冷え込むときの犬の散歩から、汗をかく薪割りまで。片時も手放せません」
バックパッカー
シェルパ斉藤さん
八ヶ岳山麓で自己完結型の田舎暮らしを妻とふたりで営みつつ、地球を自由に旅する、
紀行作家でありバックパッカー。著作は30冊を超え、BE-PALでの連載も29年を迎えた。
4日間をともに過ごした
信頼性抜群のアンダーウエア
アイスランドのトレイル、ロイガヴェーグルを歩く旅(BE-PAL12月号P47の連載参照)では、ブレスサーモのアンダーウエアを4日間連続で着用した。
初日のテント場は標高1000m。日本ならどうってことない高度だが、北極圏に近いアイスランドは日本の秋の3000m級に匹敵。アイスランドの名にふさわしく氷や雪が周囲に残っており、日が暮れると気温が下がって雹(ひょう)も降った。
8月でこの寒さかよ!と驚いたが、ブレスサーモを着ていたおかげで快適なテント泊の夜を過ごすことができた。温かいだけでなく、肌触りがいいものだから気持ちよくて、ぐっすり眠れるのである。
アイスランドの山岳地帯の天気は変わりやすい。晴れていると春の陽だまりのように心地いいが、曇ったときに吹く風には晩秋の肌寒さを感じる。そんな状況でもブレスサーモは僕の身を適温で包んでくれた。
これがあれば大丈夫、と安心感が生まれるアンダーウエアだと思う。

4日間着っぱなしだったが、汗臭さも感じなかった。
僕がにおいに鈍感だから…ではない、と強く主張したい。
機能性アンダーウエア、
ブレスサーモの正体は!?
ミズノのブレスサーモは、人の肌から常に発散されている微量な水分(水蒸気)を吸収して発熱する、特殊な発熱繊維。水分が吸収される過程で発熱した空気が繊維間にとどまるため、衣類と体の間は温かく、ドライな状態を保つことができる。通常だと、汗をかくと蒸れてにおいが発生したり、ベタベタして不快になるが、吸湿力にも長けているため、カラッと快適で、糸自体に消臭効果があるためにおいも抑える。

あなたに合った、
ちょうどいい温かさが選べる
ブレスサーモアンダーウエアシリーズ
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ウール ヘビーウエイト
[ウール厚手]
ブレスサーモにウールを合わせることで、
さらに温かくてドライな着心地に。
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ヘビーウエイト
[厚手]
裏起毛にすることで保温性と
肌触りを高めた厚手タイプ。
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ミドルウエイト
[中厚]
真冬を中心に、秋から春先まで
活躍する中厚タイプ。