2021.4.16

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Mizuno製品のマテリアルを新たな視点で描写 写真家・小山泰介のグラフィカルなコラボアイテム

写真表現を通じて都市と社会を考察するプロジェクト『TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH』を主宰する写真家・小山泰介を迎え、グラフィカルなコレクションを制作。
刻々と変化していく都市を生物や自然と同じような有機体としてとらえ、都市の新陳代謝のような人工物の表面や状態、現象の細部を撮影し、有機的で抽象度の高い写真作品を制作している。
生物学や自然環境学をバックグラウンドに都市の新陳代謝を追い続ける小山氏独自のアプローチにより、コロナ禍にデビューした【EM】SELECTION に新たな価値観や視点をもたらす。

■アイテム■
▼マウスカバー

Mizunoの技術の結晶であるシューズ・ウエア・ギアなど様々なアイテムに用いられるマテリアルを、小山氏ならではの手法でビジュアライズしたアートワークを全面にプリントした、飛沫拡散を抑制するマウスカバーは、ストレッチ性に富む快適な着用感が特徴。

・商品名:小山泰介コラボレーションミズノマウスカバー
・品番:C2JY1E01
・カラー:04:マークモノクロ
05:テキスタイルモノクロ
25:ブルーミックス
54:オレンジミックス
・サイズ:S、M、L
・価格:¥1,320(¥1,200+tax)

▼Tシャツ
Mizunoの技術の結晶であるシューズ・ウエア・ギアなど様々なアイテムに用いられるマテリアルを、小山氏ならではの手法でビジュアライズしたアートワークをフロントとバックにプリンしたTシャツは、吸汗速乾・UPF15以上の保護力で紫外線から肌を守る機能素材を採用し、動きやすさとトレンド感を兼ね備えたルーズフィットシルエットに仕立てた。

・商品名:小山泰介コラボレーションTEEシャツ
・品番:B2JA1W15
・カラー:01:テキスタイルモノクロ
71:マークモノクロ
81:ブルーミックス
91:オレンジミックス
・サイズ:M、L、XL
・価格:¥6,600(¥6,000+tax)

■販売店舗■
・MIZUNO EM selection @MIYASHITA PARK(期間:2021年3月25日(木)~5月10日(月))
・MIZUNO TOKYO
・MIZUNO OSAKA CHAYAMACHI
・MZIUNO SHOP横浜ポルタ店
・MIZUNO公式オンラインショップ
※緊急事態宣言により店舗の営業は5月12日以降を予定しております。

■販売開始■
5月上旬

■予約開始■
4月16日(金)~  ※店舗のみ受付(オンラインショップは予約受付無し)

■小山泰介インタビュー■
Q)これまでの活動について聞かせてください。
A)僕のルーツには、中学生の頃からキャンプや登山といったアウトドア・アクティビティにはまったり、高校生の頃からバックパッキングでアジアを旅行したりして、自然と都市と人びとが接する多様な環境を見てきた経験があります。
写真は旅行でも日常でも趣味で撮っていましたが、2005年にデジタルカメラを手にしたことが大きなきっかけとなり、写真賞に応募したり自費出版の写真集を作ったりして、写真家として活動していくことになりました。
特に2000年代後半に六本木エリアなどの大規模再開発を撮影する中で、都市も私たち人間や生物と同じように新陳代謝を繰り返していると気づいたことは、自身の作品を制作していく上で大きな転機となりました。それまで生物学や自然環境について学んできたことが、写真と繋がったような実感がありました。
現在では、日々進化し変化していく写真テクノロジーやメディア環境を考察しながら、実験的な写真作品や映像作品を制作しています。またコラボレーションやコミッションワークを通じて、「写真」というコンセプチュアルなイメージを社会化し、より多くの人びとの目に触れる状況で積極的に活動しているのも特徴的だと思います。

Q)「Tokyo Photographic Research」について教えてください。
A)Tokyo Photographic Researchは、2020年代の都市と社会と人びとを、現代の写真表現や映像表現を通じて考察し、その過程で生まれた作品やヴィジョンを後世へ残し伝えることを目的としたプロジェクトです。
メインの活動としては、現在13組のアーティストに、現代の東京をテーマとした新作を制作してもらい、ウェブサイトや展示を通じて発表しています。またそれ以外にも、トークイベントを中心としたVISIONSというパブリックプログラムや、有楽町をはじめとした都市のリサーチと作品制作などをおこなっています。

Q)「Tokyo Photographic Research」を始めるきっかけやその考えに至った経緯を教えてください。
A)2014年から4年間、ヨーロッパに住んでいたことが大きなきっかけだと思います。
ヨーロッパにいる4年のあいだに、東京は2020オリンピック・パラリンピックへ向けて、再び大きな変化を迎えていました。一度、約2年ぶりに東京に帰ったことがあったのですが、その時に、これまで当たり前に見てきた新宿の街並みが、久しぶりに見るだけで、世界的に見てもとても特徴的な場所であったということを、衝撃とともに再確認したことがあります。世界中の人が見ている東京の印象が少し分ったことと同時に、もっと自分たちから発信していかなければならないと強く思いました。
そういったことがきっかけで、2020年代の東京をいかに作品として表現し、記録し、後世へ残していけば良いのか、ということを考えるようになり、帰国するたびに友人のアーティストやキュレーター、デザイナー達と話しながら、東京フォトグラフィックリサーチのコンセプトを考えていきました。その後、2017年末に帰国し、2018年からキュレーターの山峰潤也さんや複数のアーティスト、デザイナーらとともに、緩やかなコレクティブとして活動をスタートして今に至ります。

Q)今回のMizunoとのコラボレーション作品について、教えてください。
A)Mizunoの歴史や培ってきたテクノロジーと、自分の写真表現がどのように交わるのか、とてもエキサイティングな経験でした。
制作では、シューズやウエア、ギアなど、様々なプロダクトを手に取りながら、Mizunoの技術の結晶としてのマテリアルに新たな視点をもたらすことを心がけました。
また、私が作品に身体性を込める時に使用するデバイスのひとつにハンドスキャナーがありますが、今回も撮影した写真を再びスキャンすることによって、写真だけでは可視化できない、動きも含めたイメージを生み出すことに注力しました。

Q)コラボレーションを実施してみて、Mizuno のスポーツテクノロジーをどう受け止められましたか?
A)今回のプロジェクトに取り組むにあたって、東京のストアでMizunoの歴史やラインナップについてご紹介していただきました。各フロアを見ながら、日本ではMizunoが、子供から大人まで、様々な競技に懸ける人びとの想いや願いをエクイップメント・サイドから支えてきたのだなということを実感しました。現代的なテクノロジーというと、AIやXRといった、人間の能力を越えていくような技術が注目されがちですが、Mizunoはスポーツ科学とともにクラフトマンシップが支えているテクノロジーであるということにもとても共感しました。撮影でもいくつかのマテリアルを触りましたが、しなやかさと堅牢さがひとつのプロダクトで同居していて、とても印象的なテクスチャーだと感じました。

Q)コロナ禍で【EM】SELECTIONとのコラボレーションを発表されましたが、どういう意味を感じましたか?
A)コロナ渦は人びとのフィジカルな繋がりを遮断し、人と人との繋がりの輪を、内へ内へと狭めていくような側面があると思います。そのような状況下で今回のようなプロジェクトを実施できたことは、自身の活動においても、また作品を社会化していく試みにおいても、とても大きな意味を持つと感じています。このような時代だからこそ、【EM】SELECTIONを舞台に、関わる様々な人たちと一緒にものづくりを実現できたことが、これから先の社会へ新たな価値感や視点をもたらすきっかけのひとつとなることを願っています。

プロフィール
小山泰介/TAISUKE KOYAMA
写真家。1978 年生まれ。東京在住。生物学や自然環境について学んだ経験を背景に、実験的なアプローチによって現代の写真表現を探究している。文化庁新進芸術家海外研修制度によって2014年から2年間ロンドンで活動し、その後アムステルダムを経て 2017 年に帰国。2018 年より、現代の写真表現を通じて都市と社会を考察するプロジェクト「TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH」を主宰。

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