ストリートカルチャーの橋渡し役 LA発の「XLARGE」と「MIZUNO」が初コラボ

現在のストリートシーンの礎を築いた「XLARGE STORE」の誕生は1991年に遡る。創設者の「イライ・ボナーツ」と「アダム・シルバーマン」がスタートしたワークウェアやスニーカーを集積した同店は、当時としては革新的な商品構成で現代のセレクトショップ の在り方を先取ったものであった。LAという土地柄、スケートやミュージックシーンとの結びつきを強め、独自のストリートカルチャーが「XLARGE STORE」を中心に誕生した。『Beastie Boys』の「マイクD」の加入もムーブメントを一層大きなものにし、ワールドワイドにプレゼンスを高めていった。

そのショップのオリジナルブランドとして誕生した「XLARGE」は‘普段着ではなく、ファッションとして実用なウェアを表現する’というユニークな視点のもと音楽、アート、スケートボーディングといったカルチャーを融合し、ファッションブランドとしての地位を瞬く間に確立。ストリートカルチャーの先駆者として今もその求心力は衰えることを知らない。

ストリートカルチャーを通じて若者の心を掴み続ける「XLARGE」と、スポーツの振興をアスリートと共に行ってきた「MIZUNO」がコラボレーションスニーカーを発売する。世代を超えてブランドとしての意義と価値を提示してきた両者の初顔合わせとなる本作では、『COURT SELECT』をベースモデルに採用。これまで様々な競技のアスリートのために「MIZUNO」が開発してきた膨大なスポーツシューズの中から、1993~94年当時バレーボールシューズとして展開されていたモデルを街履き仕様へと昇華させた。アッパーは天然スウェードとメッシュを大胆に組合せ、競技シューズが持つクッション性と安定性に加え「XLARGE」らしいカラーエッセンスを落とし込んだ。スニーカーとデザインをマッチングしたグラフィックTシャツもXLARGE直営店で限定販売する。