『LEON』編集長
石井 洋

1974年福島県出身。フリーランスのエディターとして多誌にわたり活躍した後、ミドルアッパー層に向けたラグジュアリー男性誌『LEON』の創刊当初より携わり、主婦と生活社へ入社。18年3月より編集長に就任し、“お金じゃなくてセンスです”を軸にした“ちょい不良(ワル)”な“モテるオヤジ”スタイルを発信している。

ゴルフ歴: 4年
ベストスコア: 87
お気に入りのゴルフ場: 東京クラシッククラブ

PHOTO_Kazuhiro Fukumoto(MAETTICO)
TEXT & EDIT_Mayuko Hamaguchi(SEASTARS Inc.)

CHAPTER

01

マナーを意識して嗜むのが
スーツとゴルフの醍醐味

ラグジュアリーなアッパー層をターゲットにした『LEON』の編集長として第一線で活躍する石井さん。ライフワークとして欠かせないファッションについて、いろいろと極意を伺ってみた。

「若い頃からファッションは元々好きで、フリーランスでエディターとして『メンズノンノ』をやっていた頃は、モードやコムデギャルソン一色で、いまとは全然違うスタイルでした。色々なトレンドファッションやブームを一通り経て、LEON編集部に入ったときの自分のスタイルは、なんだか場違い感。それからイタリアクラシコに興味を持つようになり、スーツ職人のこだわりや服作りのストーリーを聞くうちに、いろいろと試してみてどっぷりとイタリアスーツの魅力に染まりましたね。時代とともに変化するメンズクロージングの世界は深く面白い。スーツを好きになるのとゴルフを好きになるのもどこか似ている気がします」と、スーツとゴルフに共通するものがあると語る。

「スーツってシルエットやサイズ感がとても大事で、印象をアップしてくれたり体型をカバーしてくれる武器でもあり、マナーでもあったりする。どう思われるかなどを意識して人に迷惑をかけない礼節を守りながら、どう個性を表現していくのかを考えるのがいい。そういった意味で、ゴルフもマナーやまわりを意識することが重要とされるスポーツだから、ある意味近い気がします。ラウンドの日は、ボトムスを選ばないブレザーや紺ブレスタイルが多いかな。仕事へ直行する日は、今日のようなダブルのピークドラペルで少し華やいだ雰囲気に。チーフやタイを変えるだけで、急なパーティやお出かけにも対応してくれます。もちろんオンでも、そのままゴルフや打ちっぱなしに行けるようなカジュアルの日もある。ゴルフは、カジュアルとジャケットスタイルの両方を一日で着こなすから、最もオシャレを楽しめる日だと思います」

CHAPTER

02

興味がなかったゴルフに触れ
人生の楽しみが増えた

フリーランスのエディターとして切磋琢磨し働いていた20~30代。夜も遅いし休みも不定期で、運動不足になりがちな生活を繰り返していた石井さんが、ゴルフにハマった経緯は?

「若い頃はゴルフに興味なんて全然なくて、ゴルフ=オジサンのイメージが強いスポーツで、勝手に“ダサい”という意識しかなかった。そんな中、自分もオジサン世代に突入してきた40歳になったころ、『LEON』でもゴルフの特集ページがあるんですが、担当編成がありゴルファーの編集者が少なくなってきて…。それではまずい!ということで、仕事も含めて新たに編集部員みんなでゴルフを始めよう!と、ノリと勢いで部活のように始め、僕のゴルフライフが幕を開けることに。

ゴルフって思っていた以上にオシャレも楽しめるし、若い層のゴルファーもたくさんいる。ゴルフのイメージが180度変わりましたね。ゴルフを始めた早々にお世話になっている方主催のコンペがあり、「下手でもいいから出て欲しい」と苦しいオファーを頂き、嬉しいけど断れず、ドキドキしながら足を運ぶことに。ラウンドの結果は151も叩く恥ずかしい惨敗ぶりだったけど、自然の中で体を動かすことがこの上なく気持ちよくって、まさかの開眼!思い通りにならないもどかしさ、止まっているボールなのに上手くいかない、と負けず嫌いに火が付き一気にハマってしまいました」

「それから隙があれば打ちっぱなしに通い、ゴルフ本を読み漁り、レッスンもせずにすべて自己流でコツコツと取り組んできた。1年で100切り、2年で90台を出し、3年目で87ベスト更新と、順調に目標は達成!4年目のいま、ちょっと伸び悩んでいて、さらに上をいくにはきちんと習うべきかなと模索中です。とはいえ、ゴルフってスコアアップよりもまずはみんなで楽しむことが一番大事。レオンチームVSロケバス、印刷所、クライアントさんたちなど、野郎ばかりの4組コンペとかを開催し、仕事を越えて部活みたいになってきました。20歳も上の大先輩や女性とも一緒に楽しむことができる、親父となら親孝行もできるスポーツって素晴らしいですよね。“ゴルフ好き”というだけで、誰とでもコミュニケーションが取れて、距離が縮まり仲良くなれる。もっと早くゴルフしておけばよかったと後悔しているほど。生涯できるスポーツに出会えてよかったなと感じるので、「やらなきゃ損するよ!」っていろんな仲間をゴルフへ誘っています」

CHAPTER

03

洒脱なゴルフスタイルこそ
動きやすさが鍵を握る

洗練見えするトップス、ポケットがたくさんデザインされた機能性がゴルフでも活躍するショーツ、こなれたサングラスに身を包み、あえてトレンドファッションをさらりとゴルフに落とし込む、全身抜かりない『LEON』マインドが根付く石井さん流のゴルフスタイル。「ゴルフファッションのこだわりは、今日みたいなシンプルな大人っぽいファッションにするか、逆にゴルフウエアで作る、ゴルフでしか着られないような色や柄で遊ぶやんちゃな服装で、違う自分を楽しむのがいい。大人だしギリギリ上品さは残したいし、私服カジュアルを選ぶのと近い感覚です。普段無難なスタイルが好みだったら、いつもと違うゴルフウエアに手を伸ばしてみるのもいい。ネオンカラーや大胆な柄使いなど、グリーンの中なら派手でもすんなりなじんでしまうマジックを活用するべき。ファッション性の高いアイテムを投入するときは、ポケットがいっぱいだったりストレッチが効いていたり、きちんとゴルフの動きにも対応してくれる機能性は考慮して選ぶのが大前提。やっぱりオシャレと同じくらいスコアも気になるから(笑)。今日はモノトーンのシンプルな大人っぽさの中に、「WAVE CADENCE」の足元でほどよい色を差す。上手そうに見えるファッションと快適なシューズさえあれば、スコアを3打は縮められる気がしています」

CHAPTER

04

スコアアップを狙うなら
げん担ぎシューズを相棒に

スポーツといえば、学生時代からサッカー一筋だった石井さん。ゴルフシューズ選びのコツも持論があるようだ。

「ミズノはサッカーのスパイクで慣れ親しんだ、馴染み深いブランドのひとつ。やっぱりきちんと職人肌のギアを作る実直なブランドだから、信頼性も高いです。僕は根がミーハーなので(笑)、相当の数を色々と試して履き比べてきたんですけど、僕の足には日本のブランドがフィットしやすいかな。このシューズはフワフワしすぎず、重心の安定感がある。構えた時、歩いた時に、ソールのクッション性がよく、フィット感もちょうどいいので、安定感が感じられていい意味でゴルフシューズを履いていない感じ。これならラウンド中にも疲れにくく、カートなしの歩きでもとても楽ですし、ランニングシューズ感覚で履けて、クラブハウスやカート道でも歩きやすい。最近多くなってきたダイヤルタイプが好きですが、場所によっては、カッコいいけどひっかかったりして使いづらくて結局ひもタイプに戻っていた。甲のフロントにダイヤルがあるこのデザインなら、どこにも当たらずストレスフリーで調整もしやすい。理想的なデザインなんじゃないかな。高機能が大前提な上で、さらにファッション性がプラスされているゴルフシューズというところに惹かれます。まずは見た目で入ってもいい。プラス機能があるとずっと履きますね」

新作の「WAVE CADENCE」は、理想のシューズ条件をクリアしたようだ。

「あとね、いいスコアが出た時のシューズやウエアって覚えていて、お気に入りに浮上しちゃうんです。げん担ぎのような意味合いで、次のラウンドにもいいイメージで取り組める。ゴルフってメンタルも大事だから、縁起のいいシューズが一足あると頼もしい味方になってくれます」

CHAPTER

05

世界中で挑戦したい
ゴルファーとしての攻めの追求

ずっと憧れの聖地だったセント・アンドリュース オールドコースに、遠征ゴルフを果たした石井さん。

「トーナメントの翌日にラウンドできたのですが、難しいというレベルをはるかに超えた洗礼を受けましたね。ラフに入ったら絶対に出ないからゴロで前に進めたり、グリーン周りも確実にパターやウッドで転がしたり、とにかくキャディさんの言う通りにしなきゃ痛い目に合うみたいな新感覚ゴルフ!結果は94とまずまずでしたが、思い出深い忘れられないラウンドのひとつ」

お気に入りのゴルフコースについても聞いてみた。

「クラブハウスがオシャレな東京クラシックが最近のお気に入り。練習で生芝から打てたり、スルーでプレーできたり海外みたいなスタイルが心地よい。でも基本は名門より戦略的なコースにトライしたい派。性格が負けず嫌いなので、攻めて攻略していくことに燃える。ゴルフは同じコースをリピートするより、常にいろんなコースにチャレンジしてみたい。海外出張や旅行にも、ラウンドをくっつけることもしばしば。スペイン・バレンシア、イタリア・ナポリ、ハワイではコオリナやパールカントリーなど、世界各国でゴルフを楽しんでいます。海外では、短くて扱いやすいドライシガーを忍ばせていることも」

『LEON』で提唱するこなれたゴルフスタイルとともに、ワールドワイドにまだ見ぬ景色を追い求める、やんちゃなオヤジ心が垣間見られる。

CHAPTER

06

雑誌の“長”が過ごす
日常の片隅で…

遅くなりがちな仕事終わりに寄るのにちょうどいい、お酒に合う料理が気に入っているという、西麻布の路地裏にある『トゥーニーズ』。

「こちらは平日に立ち寄ったり、軽く打合せに使ったり、ゴルフ仲間と集まってゴルフ談義したりするお店。編集部以外の外での打合せも多く、PCを開いて仕事することも。自宅にいるときは、基本ゴルフネットワークをつけっぱなしにしていて、これが“ながら仕事”をするときにも最適で。イメトレにももちろん活用していますが、ゴルフの放送ってリズムがゆったりしていて、BGMもあるようなないような、仕事を邪魔しないほどよさ。気付けばオンもオフもゴルフのことばかり(笑)」

すっかりライフスタイルの一部に溶け込むゴルフは、日々最前線でタフに闘う石井さんの活力源なのかもしれない。

毎月24日発売の月刊誌『LEON』(主婦と生活社)の最新4月号では、「モテるオヤジはジャケットで遊べ!」を特集。洒落たお店やスポット、時事ネタから、リッチな腕時計、クルマ、ファッションに関する独自のセンスが注目され、すべての男性の遊びのネタ帖、会話のきっかけ作りに使える一冊。“モテる”情報満載のウェブマガジンも好評。

https://www.leon.jp/
※写真は2018年3月号です。

SPECIAL THANKS

「トゥーニーズ」 東京都港区西麻布2-15-12 カルテットビルB1F TEL 03-3409-4307 https://toonys-nishiazabu.jimdo.com/

WAVE CADENCE Boa

WAVE CADENCE Boa

オープン価格
カラー ブルー×ライム
サイズ 24.5~27.0cm、28.0cm、29.0cm

※普段履きでのご使用はできませんのでご注意願います。

URL: http://products.mizuno.jp/c/item/51GM1870

BACK TO TOP