過去のミスを引きずらないために自分と『正確に』向き合う5つのステップ

MZLを読んでいただいている方の中には、学生時代は運動部だったという方も多いのではないでしょうか。そして多くの学生が日本一を目指して競い合う中で、そのほとんどは敗戦し、涙の中で引退してきたと思います。そんな部活経験の中で、「あの試合は自分のミスで負けてしまった」という苦い記憶をお持ちの方もいるのではないでしょうか。後悔の念にかられ、次のステップに上手く進めない方もいると思います。

向き合い、許し、認める

そもそも、なぜ過去のミスを乗り越えられないのでしょうか。これには脳の仕組みが関係していると言われています。私たちの脳は、私たちの身に何かトラブルが起きた際に、なるべく精神的な負荷がかからないように処理する傾向にあるそうです。

「あの試合で失敗した」というような辛い思い出と向き合うことは、精神的にとても負荷がかかることです。したがって脳はそれを回避し、とりあえず忘れて今のままでいることを選択してしまいがちなのだそうです。

しかし、過去のミスを乗り越えるために重要なポイントは、過去から逃げるのではなく『原因となった出来事と正確に向き合う』ことです。今回は具体的な実践アイデアの一例として、健康系Webメディア『WebMD』が提案している「過去の失敗を克服するために私たちがすべき5つのステップ」に、MZL独自の"高校野球でしてしまったエラーを引きずっている方の一例"も交えてご紹介します。

STEP1 すべきだったこと、すべきではなかったことを書いてリスト化する
まずは、ミスが起きた当時すべきだったこととすべきではなかったことを書き出します。例えば、試合でエラーをしてしまった場合、すべきだったこととして「腰を落として構える」、すべきではなかったこととして「前の打席の三振を引きずっていた」と書き出します。

STEP2 機会や環境が違えば、異なる結果になっていたという事実を思い出す
次に、明らかに自身でコントールできなかった要因について明確にします。例えば、「グラウンドの状況が悪くバウンドがイレギュラーした」などです。

STEP3 普段感じない些細なできごとでも感謝することがあれば、注意深く思い出す
出来事を前向きにとらえることをしていきます。そのために、ミスが起きた出来事に臨む際に、力を貸してくれた仲間の行動をつぶさに思い出し、感謝してみます。例えば、「プレーに集中するための声をかけてくれた」などです。

STEP4 過去に出来なかった行動について、自分自身を許す
リストを見ながら、冷静になって客観的にできていなかったことを整理しく作業に入ってきます。まずは、出来なかったことと向き合い、許すこと。例えば、「捕球の際に打球を体で止めに入る」というすべきだった事に対して、STEP2で仕方が無かった当時の状況を振り返り、許していきます。

STEP5 最後に、自分がよくやっている点をしっかり認識する
ここが最も重要です。ミスした当事者は、ミスしたことで自分が行ってきたこと全てが無駄になったような印象を受けます。しかし、その中でも積み重ねてきたことや、努力してきたことがあるはず。それらをしっかり認識することで次に臨むための活力になります。

まとめると、まずはSTEP1で自らのミスを認める。STEP2でミスを生み出した外的な要因を洗い出し、STEP3ではそんな状況下でも支えてくれた仲間がいたことを思い出す。STEP4で、出来なかった事について向きあって自分自身を許し、最後に出来た事についてほめることで、過度に自分自身をおとしめる見方から脱却し、客観的にものごとを捉えられるようになるということです。

後悔の念を持つということは、人一倍その物事に対して真剣に取り組み、責任感を感じている証拠です。同時に、次のステップへの大きな一歩になるヒントのはず。そのために、現状を客観的に整理し、自分を上手にほめられる人になることが鍵となります。またこの方法は、仕事などの普段の生活においても応用することができます。ミスは誰にでもおこるもの! 是非一度、この方法を実践してみて下さい。

写真:Thinkstock/Getty Images

参照元
Dealing With Guilt After a Loss | WebMD

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