昼寝と成長ホルモン分泌の関係を理解し、脳のオーバーヒートを防ごう!

一流アスリートほど、トレーニングと同じくらい睡眠を重視しています。なかでも、身体に高い負荷を与えるトレーニングの効果を最大限に生かすためには、眠りの質と時間が重要とされます。一般的に、多くのアスリートが昼寝を取り入れているのも、睡眠時に分泌される「成長ホルモン」が筋肉をはじめとする身体の修復に欠かせないためです。

この「成長ホルモン」は脳の脳下垂体で作られ、トレーニングで傷ついた骨や関節、筋線維の修復を促進させる大切なホルモン。分泌量は、思春期をピークに加齢により徐々に低下しますが、大人でも一定量は分泌されています。たとえば、睡眠不足が続くと目のくまや肌荒れが起こるのは、成長ホルモンの分泌が不十分なために細胞の新陳代謝がうまく行われていないためです。

ビジネスシーンにおいても、睡眠不足は判断力の低下などパフォーマンスの低下を引き起こす怖い存在。脳は、起きている間、体温調節をはじめ思考や記憶など常にフル稼働している状態で、PCと同じように長時間稼働が続くとオーバーヒートするためです。それを防ぐポイントは、15~20分程度の昼寝を活用して脳をリフレッシュさせることが有効と言われています。ランチ後や長時間の会議後に、目をつぶるだけでも脳の機能を回復させる効果があるので、なかなか職場で昼寝できないという方は一度お試しあれ。

写真:Thinkstock/Getty Images