もうイラつかない!筋弛緩法で"怒りホルモン"をコントロールしよう!

スポーツの試合では、あるワンプレーがキッカケで流れがガラリと変わることがあります。自分のミスに苛立ちラケットを地面に投げつけるテニス選手や、審判 の判定に納得できず、イライラして集中力が切れてしまったピッチャーを見たことがある人も多いのではないでしょうか?こうしたストレスを感じた際に分泌されるのが、別名"怒りホルモン"と呼ばれる「ノルアドレナリン」。これをいかにコントロールできるかがゲームの鍵となってきます。

アドレナリンと同じ興奮作用があるノルアドレナリンは、怒りやストレスをスイッチにして自身の力を引き出す効果があります。しかし、この物質が過剰に分泌されてしまうとプレーが荒くなり、せっかく引き出した力を生かしきれません。トップアスリートの多くは、冷静に試合に臨むという共通点がありますが、彼らのように上手にノルアドレナリンの分泌量をコントロールできれば、試合の流れを壊さず本来の力を出すことができるのです。

この"怒りホルモン"のコントロールは、日常生活の場面にも生かすことができます。たとえば、上司や取引先からの理不尽な叱責を受けたあと、イライラしながら資料作成すると思わぬミスを起こしがちです。とはいえ、興奮状態を落ち着かせるのは簡単なことではありません。ポイントは、ストレスが溜まって我慢の限界に達しそうな時は、カラダにグッと力を入れてその状態をしばらく維持したあと、一気に力を抜いて脱力状態をつくり出す「筋弛緩法」で、カラダとココロをリラックスさせること。不眠やうつ病の予防にも役立つとされるこの方法で冷静さを取り戻すことができれば、イライラがキッカケで上手くいかなかった問題も、案外すんなりと解決できるようになるかもしれませんよ!

写真:Thinkstock/Getty Images