あなたの緊張克服のためには、セロトニンが必要不可欠!

野球のバッターボックスに入るまでの動作、サッカーのフリーキックを蹴る際の歩数、ゴルフのアドレスまでの動作。競技は異なりますが、この3つのアクションには重要な共通点があります。それは、これらの動作が「本番前の決まりごと」であるということ。このパターン化された一連の動きは「プリショットルーティーン」と呼ばれ、本番で最高のパフォーマンスを発揮するための"ココロの準備"として知られています。

カラダとココロを本番に向けて切り替えるキッカケとなる「プリショットルーティーン」は、常に最高のパフォーマンスが求められるプロアスリートにとってはとても重要な役割を担うものです。特に野球やゴルフでは、プレッシャーのかかる場面でいつもどおりの力を発揮できるかが勝負の命運を分けることも。そのため、彼らの多くが意識的に「自分の行動パターン」をつくり、集中力をコントロールしたり成功した時の感覚を思い出すことで、大事な場面でも自身の力を発揮できるようにしています。

もちろん、この「プリショットルーティーン」は仕事や普段の生活にも応用が可能です。たとえば、休日明けの憂鬱な月曜日も、それに臨む前の自分の「型」ができていれば簡単に乗り越えることができます。ポイントは、出勤途中の駅で決まった改札や階段を通ったり、会社に着いてから自席でPCを起動するまでの動作を定型化するなど、自分なりの"スタンバイ"を持つこと。その切り替えのキッカケとなる一連の行動を意識的に習慣化し、自分にあった「型」を見つけられれば、自身のモチベーションや集中力をコントロールできるでしょう!

写真:Thinkstock/Getty Images