仕事の特効薬はランナーズ・ハイ

「ピンチの後にはチャンスあり」「苦あれば楽あり」と言うように、キツイことのあとには良いことが用意されているもの。これはあらゆるスポーツに当てはまることですが、辛さが快感に変わるという意味でもっとも知られているのが「ランナーズ・ハイ」。これは、ランニングの途中で苦しさが消え、数十種類の脳内麻薬が分泌されて気分がスッキリするという現象で、ある程度の距離を走ると誰でも体験することができます。その時に出るホルモン物質の1つが、快感とともにやる気を起こさせる「エンドルフィン」です。

この「エンドルフィン」は別名「ハッピーホルモン」と呼ばれ、分泌されると幸福感や爽快感を感じることができ、一度体験するとその行為にどんどん陶酔させるという効果があります。そのため、体に負荷がかかるランニングや筋トレなどを気持ち良く継続することができるようになるのですが、「エンドルフィン」で得られるのはそれだけではありません。これが分泌されると快感だけではなく、集中力や記憶力を高める効果もあり、仕事や勉強の効率を高めることができるのです。

たとえば、仕事で何かアイデアを考える際、長時間アレでもないコレでもないと思いを巡らせても、答えが出てこないという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか? 人が集中力を持続できる時間は30~50分が限界と言われているので、何も思い浮かばない時は、思い切ってランニングをするのがオススメ。ランニングによるエンドルフィンの効果で、モヤモヤとした頭を切り替えるだけではなく、脳が活性化することで考えがまとまったり、日ごろ思いつかないようなアイデアがひらめくようになります。そのほかにも、最近仕事に身が入らないという人は、「ランナーズ・ハイ」でやる気を起こさせることで、「よし、明日からがんばるぞ!」とリフレッシュできるはずです。