2018.12.05.

グラブ(グローブ)の簡単お手入れ方法とは?保革クリームの塗り方やニオイ対策・保管方法など、簡単お手入れ方法を甲子園にも出場した元高校球児が解説!

 

野球をする上で大事な道具の1つであるグラブ。皆さんは日頃、どのようにグラブのお手入れをしていますか? そもそもなぜお手入れが必要なのか。それは、ずばりグラブを長持ちさせるためです。革で出来ているグラブは定期的なお手入れをしない場合、革が乾燥してしまい、ひび割れや破れの原因になってしまいます。そうなることを防ぐためにも、保湿や保革をするのは大切なことなのです。

今回はそのお手入れ方法を、石鹸の爽やかな香りがするミズノのメンテナンスシリーズ『爽香守』を使い、2018年4月にオープンしたミズノオオサカ茶屋町スタッフの山瀬正明さんに紹介してもらいました。

新しいグラブ・ミットの型付け

新品のグラブやミットは非常に革が硬いため、それを柔らかくしていくために、保革油『爽香守 スーパーリキッド』を塗っていきます。

■爽香守 スーパーリキッド(保革油)

型付けには“湯もみ”という方法もありますが、「お湯に浸けることによって、グラブの革が持っている本来のいい油分が抜けてしまうデメリットがあるので、最初はお湯に浸けず、こういった形でオイルを塗ってあげることが大事です」。

固形のものとは違い、クリーム状で浸透性と伸びのいい商品になっているため、付属のスポンジに少量つけるだけで十分。この際、塗るのは受球面のみになります。ポイントは、「1度にべっとりと塗るのではなく、薄く、馴染ませるようなイメージで塗っていくことが大切です」。

『爽香守 スーパーリキッド』を塗り終わったあとは、ボールを捕球しやすくするために、木槌で受球面を叩き、ポジションに応じたポケットを作っていきます。「木槌がない場合は硬球をパンパン投げてあげても大丈夫です」。すべての作業を終えたあとは、「1日、室内で日が当たらない場所に陰干しのような状態で置いてあげると綺麗に形が整います」。

■グラブ仕上槌

使い込んだグラブのお手入れ 受球面・表革編

「日々、練習されていると思いますが、必ずグラブには泥や砂ぼこりがついています。まずはそれを綺麗に取る作業をしていただきます」。ということで、最初は汚れを落とすために、タオルや布で表面を拭いていきます。泥がこびりついている場合は、水に濡らして固く絞ったタオルなどで拭くことで綺麗に取ることができます。

綺麗に拭いたあとは、汚れ落としから保革、艶出しまでが出来るクリーム状の『爽香守 オールインワンクリーナー』を使いケアしていきます。

■爽香守 オールインワンクリーナー(汚れ落とし・保革・つや出し)

ポイントは、「伸びがいいので少量ずつ、少しずつクリームを薄く伸ばすようなイメージで塗っていきます」。受球面を塗ったあとは、背面も忘れずにお手入れをしてください。また、使い込んだグラブに関しては、「汚れがついていることが多いです。その汚れがついた状態でこういうオイルを塗ると、一緒に汚れも染み込んでしまって、革も傷みやすいですし、重くなる原因になりますので、使い込んだものに関しては必ず最初に汚れを落としてあげることがポイントになります」。

全体的に一通り塗り終わったあとは、『爽香守 グラブカラーリップ(ピンポイント保革油)』の出番です。

■爽香守 グラブカラーリップ(ピンポイント保革油)

ゴロを捕る時に土がつき、日々の練習の中でこすれ、破れやすい箇所である指先や紐の部分など、スポンジでは塗布しきれない細かい部分に塗っていきます。「(革の)色が薄く変わるくらいが目安になります。普通のオイルとは違い、ベトつきも少なくなっていますので、塗ったあとは手で馴染ませてあげてください」。

使い込んだグラブのお手入れ 裏革・保管方法編

受球面と外革のケアが終わった後は、「汗が染み込む箇所なので、最も痛みやすい」という手を入れる裏革部分のケアへ。ここでは、裏革専用のコンディショナー『爽香守 裏革クリーナー』を使います。

■爽香守 裏革コンディショナー(保革油)

「これは手で塗ってあげることができるので、適量を手に取り、塗りこんであげます。この商品は革に良い成分であるビタミンE粒子が配合されているので、最も傷みやすい裏革もこれで栄養を与えることで長持ちしますし、石鹸のいい香りがするので匂いの予防にもなります」。

これで一通りのお手入れは終了です! ただ、どうしても匂いが気になるという方には「今までになかった革に対しての消臭スプレーで、匂いの防止にもなります」という『爽香守 消臭デオドラント』の使用がおすすめ。グラブの手口内部に吹きかけてください。

■爽香守 消臭デオドラント(芳香消臭剤)

ちなみにお手入れが終わったグラブは、「部屋の中で風通しのいい、直射日光の当たらない場所で、受球面を下に向けた状態で置いてあげます。そうするとオイルも1日経てば乾くので、翌日には非常にいい状態に仕上がっています」。

お手入れの頻度に関しては、「使う度にお手入れしてあげるのも重要なんですけど、あまりオイルを塗りすぎるとグラブが重たくなる原因になりますので、オイルを使ったお手入れは毎日ではなく、高校生の部活の場合は、3日に1回、1週間に2回くらいのスパンで十分だと思います。普段はタオルや布などで汚れを落とすくらいで、あとはグラブの状態を見て、こすれや乾燥が気になるようでしたら塗ってあげるという感じで十分だと思います」。

最後に、お手入れ後グラブ保管ですが、部活などに行く場合、グラブをそのままカバンの中に入れてしまうと型が崩れてしまいます。それを防ぐために便利なのが、『グラブ保型ベルト』です。

■グラブ保型ベルト

「ボールを必ず受球面に入れた状態で、保型ベルトで崩れないように巻いてあげます。このような状態でグラブ袋に入れ、カバンの中に入れてあげると、仮にほかの荷物が上から乗ったとしてもびくともしないので、型崩れしにくくなります」。

グラブは、しっかりとお手入れすれば長く大切に使用がすることができます。皆さんもこの機会に爽香守を使って日常からしっかりとお手入れしてみてはいかがですか?爽香守は、ミズノ直営店やミズノ公式オンラインショップなどでお買い求めいただけます。

また、ミズノ直営店でグラブをご購入いただくと、ショップスタッフがあなたの好みに合わせてハンマーや仕上槌、スチームなどで型付けをしてくれるサービスも用意されています。ぜひ一度お店に足を運んでみてください。

  • 山瀬正明

  • 山瀬正明(ミズノオオサカ茶屋町・野球コーナー担当)
    プロフィール:
    大阪出身。ミズノオオサカ茶屋町勤務。松坂世代の1人で、自身も球児として白球を追い、高校時代には愛知の強豪・豊田大谷高校の一員として、1997年と1998年に夏の甲子園に出場。3年生で出場した1998年の80回大会では、ベスト4の成績を収めた。

ミズノオオサカ茶屋町(2018年4月OPEN)

ミズノオオサカ茶屋町

住所:大阪府大阪市北区茶屋町13-5
TEL:06-6147-8511
営業時間:OPEN 11:00/CLOSE 20:00
休館日:不定休 (2018年度:12/30、12/31、1/1、1/2、2/18、2/19)
アクセス:阪急梅田駅 茶屋町口、東側出てスグ!大きなランバードマークが目印です
店舗URL:https://www.mizuno.jp/shop/globalflag/osaka.aspx

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