激闘を繰り広げる ボクサーの足元に注目!

寒さも厳しさを増し年の瀬も近づいてきました。年末が近づくにつれて巷では数々のイベントが繰り広げられますね。その中でも12月30日には手に汗握る激闘が繰り広げられる「ボクシング世界タイトルマッチ」は見逃せませんよね!

実はボクサーがリング上で履いているボクシングシューズ、ミズノが作っていることを皆さんご存知ですか??歴代の世界チャンピオンや、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチに出場される井上尚弥選手のシューズはミズノが作っているんです!!

そこで今回はミズノ製ボクシングシューズに迫るべく、グローバルフットウエア事業部インドア・ラケット企画課の田口泰則さんにお話を伺ってきました。

  • グローバルフットウエア事業部
    インドア・ラケット企画課
    田口 泰則氏

そもそも専門性が高いボクシングシューズを扱っているショップは全国に数店舗しかないそうで、確かに近くのスポーツショップでは見かけないですよね。現在販売されているミズノ製ボクシングシューズは2種類あって、とてもシンプルなデザインの日本製です。

そのお値段はなんと、18,000円(本体価格)!お高いんですねぇ。

また多くのニーズに応えるためにオーダー品もラインナップされていて色の指定等もできるそうです。素足感覚を極めるボクサーのために、非常にデリケートな作りになっているとか。

ミズノ製ボクシングシューズは大阪市にある工場で丁寧に作られているんです。オリンピックで金メダルを獲得した選手や、歴代の世界チャンピオンのボクシングシューズもこの工場で全て作られているんです。

このボクシングシューズの特徴に迫ってみると意外や意外。靴裏がなんとも奇妙な形をしております。皆さんの靴裏はどのような形状になっていますか??スポーツをするシューズならまず溝がたくさんあって滑りにくく、クッション性を持たせた設計になっているものが多いと思います。しかしボクシングシューズは溝はなく、ソールは極めて薄く、真っ平の設計になっています。

初めてボクシングシューズを間近に見て、まず思ったのは『つるつるしていて滑らないの?』ということ。田口さんに質問をぶつけてみると意外な返答が!
「リングのマットはどんな状態かご存知ですか?リング上は他のインドア競技のような硬いフロア材ではなく、キャンバス地のような素材で少し柔らかさがあるんですよ。」

そうだったんですね。テレビ観戦しかしたことのない私はてっきりリング上はつるつるした素材で汗が落ちると滑りやすくなると思っていました。
「また、ボクサーのタイプによってシューズの好みも異なりますよ。足を止めて打ち合いを好む選手もいれば、すり足を多用して滑らかなフットワークの選手もいます。そういった選手のタイプによって必ずしも高いグリップ性が必要とは言えないので、そのバランスが不可欠ですね。」と。

見た目にもタイトなサイズ感のボクシングシューズですが、やはり足を入れても少しタイトに作られているそうです。その理由はボクシングシューズには軽量性とフィット感が求められているからだそうです。俊敏に動き、多彩なパンチを繰り出すためには裸足に近い感覚で動けるようにフィットしたものが必要なんですね。タイトなシューズを履いて足に靴がなじんでくるように履くのがボクサー流。なんだかかっこいいですね。

そしてファッションセンスの光るデザイン。いまでは主流となっているハイカット部分の折り返しデザインは、元世界チャンピオンのニーズをミズノが初めて作り上げ、多くのオリンピック選手や歴代の世界チャンピオンが着用するデザインとなったそうです。

またボクサーはシューズに刺繍で自分の信念や好きな言葉を入れることもあるそうです。12月30日のテレビ放映ではどんなデザインが施されているのか足元にも注目ですね!!

またミズノ大阪本社1階ミズノスポートロジーギャラリーには具志堅用高さんが着用されていたボクシングシューズが展示されています。見た目のデザインの違いはあれど、タイトな作り、そしてソールの形状はこの時代から今でも変わらないデザイン。具志堅用高さん以降ミズノのボクシングシューズを履いた世界チャンピオンがたくさん誕生したとのこと。

残念ながら今はミズノのボクシングシューズを履いた世界チャンピオンがいないのですが、12月30日の世界タイトルマッチにてミズノ製ボクシングシューズを着用した新たな世界チャンピオンが誕生するかも?!ぜひ選手の足元、ミズノ製ボクシングシューズをチェックしてくださいね!!

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