外国人エリートランナーに多いランニングフォーム、“フォアフット走法”とは?

  • 全3回シリーズで、「フォアフット(前足部)」、「ミッドフット(中足部)」、「ヒールストライク(かかと部)」、3つの走り方それぞれの特長について紹介!
    第1回目はTVドラマでも話題の「ミッドフット走法」、第2回目は、「ヒールストライク走法」を取り上げました。

    さて、第3回目となる今回は、 「フォアフット走法」について紹介します。

  • 「フォアフット」、「ミッドフット」、「ヒールストライク」

■フォアフット走法とは?

  • 足のフォアフット(前足部)から着地する走り方のことを指します。

    フォアフット走法の特長としては、
    ①ヒールストライク(かかとからの着地)よりも、ひざへの負担が軽減されること
    ②接地時間が短く、筋肉への負担が和らぐこと(※ただし、フォアフット走法を習得することで「腱」が使えるようになれば)
    などがあげられます。マラソンや長距離界で速いランナーが多いエチオピアやケニアの選手の多くは、このフォアフット走法で走っています。

  • フォアフット走法

海外のランナーは、小さい頃からの生活習慣が影響していて、結果的にフォアフットになっている可能性が高いと言われています。

長距離ランナーにとって、最も効率的な走り方といえるかもしれませんが、日本人は海外のランナーと比べ、骨格の違い、筋肉のつき方や筋肉の質に違いがあるため、簡単に習得することは難しいかもしれません。

■最後に

3回にわたって、足の接地方法に注目して、「フォアフット走法」、「ミッドフット走法」、「ヒールストライク走法」について紹介しました。いかがだったでしょうか?

どの走り方、どのランニングシューズが自分に適しているかというのは、ランナーそれぞれの目標や走る目的によって変わります。身体へのダメージを減らし、怪我をしにくくするためにも、走り方は大切です。一度自分の走り方を分析し、正しいフォームを意識して日々のトレーニングを行ってみるのも良いかもしれませんね。

フォアフット走法
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