

使い込むほど手になじむグラブは、購入してからのメンテナンスこそが重要な道具だ。
そんなグラブをつねにベストコンディションで使ってもらうため、BSSショップにはリペアマンというプロが常駐する。
熟練した技術と知識でグラブをつくりだすクラフターとしてのマイスターたちと、厳しい実技と試験をパスしたミズノ公認のリペアマン、つまりグラブ修理のマイスターたちだ。
野球を楽しむプレーヤーたちの身近に、つねに愛用のグラブやミットのコンディションを整えてくれるリペアマンが居ること。それがBSSショップの大きな魅力だといえる。
「革ひも一本の交換からでも良いので、練習帰りや試合後など、いつでも気軽に立ち寄ってほしい。そうすれば、グラブの使い込み具合や傷み加減などからさまざまなアドバイスができる」と語るのはミズノ高島平店でエキスパートリペアマンとして活躍する佐藤弘基氏だ。
作業場に並んだグラブは、まだ見た目が新しいものから、いかにも長年使い込まれたものまでさまざまだ。そんなグラブたちも、リペアのプロが見れば「まだ気づいていないような隠れた傷みでも発見することができる」のだという。グラウンドという屋外で使うものだけに、汗や泥の影響によって芯がぼろぼろになっていたり、グリースがなくなっていたり、目には見えない内部の破損がひどいものも多いのだとか。
パーツ交換が可能なものは新品に交換したり、革が破れていても周囲の耐久性に問題がなければあて革をして補修したり、リペアの方法は多種多様だ。リペアマンたちは「なにをどこまで修理するのかは、つねにお客様と相談」しながら内容を決めていく。
こうしたグラブのリペア期間は、即日から数週間まで、修理内容によってまちまちになる。だからこそ、大切な試合の直前になって愛用のグラブが使えなくなるという最悪のトラブルを防止するためにも、日頃からメンテナンスに注意しておくことが必要なのだ。
こまめなメンテナンスでグラブの耐久性を維持すれば、手になじんだかけがえのないグラブを長く愛用できることにもつながる。また、グラブのプロであるリペアマンなら、新しくグラブを購入するにしても、いままで使っていたグラブの状態をもとに、より相応しいグラブの提案も可能だという。
いつでもベストコンディションでプレーに集中するための、
まさに第一歩となることだろう。
MIZUNO BSS SHOP 5PROMISE