回転数はボールの軌道の一つの要因になります。
まずは、ボールの変化量を確認してください。高校生平均と比べて、どれだけ変化しているかをまず確認しましょう

縦変化量が大きければ、ボールの落下が少なくなるため、バッターはボールの下部をスイングすることが多くなります(バッターはボールが「ホップ」したと感じる)。その結果、フライアウトになることが多くなる傾向があると報告されています。

一方、縦変化量が平均値よりも小さい場合、ボールの落下が大きくなり、バッターはボールが「垂れる」ように感じ、ボールの上部をスイングすることが多くなり、ゴロで打ち取られる可能性が高い傾向にあることが報告されています。
目標設定の参考にしてください。

ストレートの場合横変化量が大きければ、よりシュートしているとバッターは感じます。打球への影響は、縦変化量と組み合わせて考える必要があります。

元横浜DeNAベイスターズ 三浦投手の解説では、回転数や回転軸(水平)を意識しながら、ボールを真上に投げる練習を提案しております。
また、通常球よりも回転しやすいトレーニングボールがありますので、そちらも確認してください。

ストレートの場合、0°(回転軸が水平面と平行)の時に、最もボールに働く上向きの揚力が大きくなるため、フライを打たせるのであれば良いとされています。
しかし、40度以上大きくなれば、ゴロが多くなる特徴もあります。

どういうタイプを目指すべきかどうかを考えてみてください。

ストレートと変化球の役割に応じて、効果的な数値もそれぞれ異なります。
アプリ上に表示される高校生平均値(変化量)や良く曲がる変化球の解説をnoteに掲載しますので、その情報を参考にしてください。