KIKIさん

52 Travelers

モデル・女優

KIKIさん

旅とは、

余白を楽しむ

きっかけになった、2006年の八ヶ岳。

2006年に登山に誘われて、初めて八ヶ岳に登ったんです。その時に、東京から電車で3時間くらいの場所なのにこんなに綺麗なところがあったんだ!って感動して。それをきっかけに山や自然の美しさに魅了されて、もっとたくさん見てみたいと思うようになりました。それからいろんなところへ旅するようになって、旅を通じていろんな友人と出会うこともできて。みんな登山だけじゃなくて、夏はカヤックとか冬はバックカントリースキーとか、いろんな趣味を持っている人たちなので、彼らとの出会いを通じて私自身の興味の幅もどんどん広がっていきましたね。

旅の楽しみは、「余白」にある。

そういう風に、興味の対象の変化は常にあるので、私の場合、旅に行くこと自体が目的というよりかは、何か目的があって旅に行くことが多いですね。山だったり、建築物だったり、写真だったり、その時々に感じている興味の対象が旅へのモチベーションになっています。ただ、あまり欲張りにならないようには意識していて、1つか2つ旅の目的を決めたら、あとはその時の気分や状況で、自分の興味の矛先が向いたことに対して自由に動けるように、あえてノープランにしておくことはよくありますね。たとえば山だったら、普通は頂上に行くことが目的ですよね。でも、その山を登っている時だったり、下山している時だったり、友達と山小屋に泊まって24時間いっしょに過ごしたりとか、山に登る以外にもいろんなことが付随してくるので、そういうのをプラスアルファで楽しみたい。最初から全部調べて行っちゃうと、答え合わせみたいな感じで「まあそんなもんかな」で終わるけど、想像以上の感動との出会いって、旅先で起こる自然発生的なことの中にあると感じています。もちろん昔はちゃんと決めてないと不安だったんですけど、最近は良い意味でだんだん適当になってきたというか(笑)旅先での充実とか満足に対する考え方が変わってきたのかもしれないですね。そういう旅先での「余白」みたいな部分を残しておくことで、旅ってより楽しめるものになるんじゃないかなって思えるようになりました。

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「なくても済むけどあったらいいな」と思う物。

旅の荷物に関しても同じで、山へ行くようになってからは、やっぱり自分で背負って何キロも歩かなきゃいけないので、自然に荷物もだんだん減っていくんです。着替えや身の回りの物は最小限にして、その分プラスでカメラを持って行って写真を撮ったり、お気に入りのカップを持って行って山で湧き水を飲んだり、本を持って行ってちょっと時間ができた時に読んだり、必要なものを減らした分「なくても済むけどあったらいいな」と思う物を持っていくことはよくあります。そういう「余白」を作ることでプラスできることって、物に限らず、たとえば、身軽だからもうちょっと歩いてみようとか行動にも繋がるし、結構いろんな使い方ができるので、それをどう楽しむかが私にとっての旅の醍醐味の1つになっています。

撮影協力:千代田区営千鳥ヶ淵ボート場

日常から抜け出し、五感を研ぎ澄ます時間。

一時期すごく出歩いていた時があって、そうなると旅が日常の延長みたいになる部分もあるんですが、逆に私の普段の街での日常ってすごく楽してるんだなってことにも気がつくんです。普段はそんなこと考えてないんですけど、いろいろ物があって、便利で、多少気を抜いていても難なく過ごせる日常。でも旅に出るとそういう日常とは環境が変わるので、当然いつもよりもちょっと神経を研ぎ澄ますというか、五感を使っていろんなことを吸収しながら、いつもとは違う状況に対応できるようにどこかでスイッチが入るんです。それもたぶん山に行くことで鍛えられた感覚だと思います。過敏になっているわけではなくて、ちょうどいい緊張感を持てている状態ですね。自然の中だけに限らず、旅の最中っておのずと日常とは違う感覚になれるから、普段よりもいろいろ吸収できている感じがすごくあって、いい刺激になっているなって思います。

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目線の向け方が、楽しみの幅をひろげる。

「旅」って聞くと、頑張って遠くに行くみたいなイメージを抱きがちですけど、私はそんなに気負わなくてもいいと思っていて。普段は通らない道に「ここ何だろう?」って興味を持って歩いてみたり、ちょっと公園でボートを漕ぐとかでもアクティブな気分になれたり、非日常の時間になるし、そういう時間を過ごせる場所や環境って、自分の考え方や目線の向け方次第で、意外と普段の生活の身近なところにもたくさんあると思うんです。私自身も子供が産まれてからは、今まで興味のなかった山とか自然のスポットにも興味が向くようになって、最近は子供と一緒に行ける場所にアンテナを張り巡らせています。そんなに本格的に登山しなくてもなだらかで適度な距離で楽しめる場所を探したり、結構目線が変わってきていますね。だからと言ってこれまでの経験が無になるというわけではなくて、いつもはあのルートで登ってたけど、こっちの下の道もあったなとか、結構そういう場所もあるので、むしろこれから楽しむ幅がひろがっていく気がしています。

東京都出身。武蔵野美術大学建築学科卒業。モデル・女優として、雑誌をはじめ、広告、TV出演など多方面で活躍。山や自然をこよなく愛し、その豊富な旅経験を生かしたエッセイ寄稿や紀行文の執筆も手がける。近年は写真展やフォトエッセイ展も開催するなど活躍の幅を広げている。著書に『山が大好きになる練習帖』(雷鳥社)、『美しい山を旅して』(平凡社)、『山・音・色』(山と渓谷社)など多数。

目線の向け方が、楽しみの幅をひろげる。

「旅」って聞くと、頑張って遠くに行くみたいなイメージを抱きがちですけど、私はそんなに気負わなくてもいいと思っていて。普段は通らない道に「ここ何だろう?」って興味を持って歩いてみたり、ちょっと公園でボートを漕ぐとかでもアクティブな気分になれたり、非日常の時間になるし、そういう時間を過ごせる場所や環境って、自分の考え方や目線の向け方次第で、意外と普段の生活の身近なところにもたくさんあると思うんです。私自身も子供が産まれてからは、今まで興味のなかった山とか自然のスポットにも興味が向くようになって、最近は子供と一緒に行ける場所にアンテナを張り巡らせています。そんなに本格的に登山しなくてもなだらかで適度な距離で楽しめる場所を探したり、結構目線が変わってきていますね。だからと言ってこれまでの経験が無になるというわけではなくて、いつもはあのルートで登ってたけど、こっちの下の道もあったなとか、結構そういう場所もあるので、むしろこれから楽しむ幅がひろがっていく気がしています。

東京都出身。武蔵野美術大学建築学科卒業。モデル・女優として、雑誌をはじめ、広告、TV出演など多方面で活躍。山や自然をこよなく愛し、その豊富な旅経験を生かしたエッセイ寄稿や紀行文の執筆も手がける。近年は写真展やフォトエッセイ展も開催するなど活躍の幅を広げている。著書に『山が大好きになる練習帖』(雷鳥社)、『美しい山を旅して』(平凡社)、『山・音・色』(山と渓谷社)など多数。

KIKIさんの必需品

ヴィンテージのオリンパスのカメラとサングラス。カメラのストラップはオリジナルです。やっぱり旅先で心が動いた瞬間を残しておきたいので、カメラはいつも持ち歩いています。

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ベスト[B2ME971758] ¥22,000+tax
セーター[B2JC986253]¥13,000+tax

このコーディガンは羽織った時にすごく軽くて肌触りも良くてびっくりしました。ちょっとクラシックにも着られそうなシルエットで丈もちょうどよく、こういう服こそ街でも旅先でも活躍しそうです。撥水加工もされてて機能面もすぐれているので、まさに荷物を減らしたい私の旅では重宝しそうな一着ですね。あとやっぱりなるべく手が空いてる方がいいので、ポケットのつくりが深くて、携帯や小さなMAPがいれやすいサイズで、こういうちょっとした気遣いが施されているのもうれしいですね。

テックシールドコーディガン[B2JC985236]

テックシールドコーディガン
[B2JC985236]

¥13,000+tax

ベスト[B2ME971758] ¥22,000+tax
セーター[B2JC986253]¥13,000+tax

旅先でいちばん見たかったのは、
いつもよりアクティブになった私でした。

旅の服を選ぶことは、旅に連れていきたい自分を選ぶこと。
心地いい服は、どんなガイドブックよりも私を連れ出してくれる。
行ったことのない場所、見たことのない景色。
そこで出会えるのは、いつもより、少しアクティブになった自分。
新しい出会いは、日常の一歩先で待っている。
さあ、出かけよう。
きょうは、どんな一日になるだろう。

遊べる大人の、トラベルウエア。

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