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初の大阪開催、全日本選手権。男子の見どころは?

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 1月14〜20日、大阪・丸善インテックアリーナ(大阪市中央体育館)で開催される平成30年度全日本卓球選手権(一般・ジュニア)。例年の会場である東京体育館が、東京五輪に向けた改修工事を行っているため、戦いの舞台を大阪に移しての開催となった。近畿圏では、戦後間もない時期に兵庫・宝塚や京都、奈良・天理などで全日本選手権が開催されているが、意外にも大阪では初開催だ。


 まず、男子シングルスの見どころからチェックしていこう。なんと言っても、昨年史上最年少の14歳6カ月で男子シングルスを制した張本智和と、前人未到の「V10」、10回目の優勝を狙う水谷隼の激突に注目が集まる。昨年の全日本決勝では張本、3月のジャパントップ12では水谷が勝利しているが、直近の対戦は11月のオーストリアオープン。張本が4−1で快勝している。水谷は縦回転系のサービスで張本のチキータを封じようとしたが、ストップ対ストップからラリー戦になっても、試合の主導権は張本が握り続けた。


 水谷のフォアサイドを切る前陣バックハンドという、「必殺の一打」を誇る張本の優位は動かない。しかし、昨年度大会からの大きな変化として、水谷と張本がTリーグの木下マイスター東京のチームメイトとして、互いのプレーを観察してきたこと、そして木下グループ卓球部の総監督である邱建新氏の存在が挙げられる。邱氏は対戦相手を分析し、サービス・レシーブから相手を封じ込める策を授ける「戦術のプロフェッショナル」。今大会では水谷のベンチに入る予定で、水谷にとって強力な援軍だ。決勝が水谷対張本という木下のチームメイト対決になった場合、水谷のベンチに邱氏、張本のベンチに父・宇さんが入るのか、誰も入らずに試合を行うかは微妙なところだが、試合展開は昨年とは異なるものになるだろう。


 このふたりを追うのが、丹羽孝希を筆頭に松平健太、大島祐哉、上田仁、吉村真晴・和弘の吉村兄弟という選手たちだ。
 丹羽は1月発表の世界ランキングで、張本とともに世界選手権個人戦の代表に内定。世界ランキングの上位を絶妙にキープし、第二集団の中では頭ひとつ抜けているが、今までは違う一面や、より進化したプレーも見せてほしいところ。どこまで集中力を高めて試合に臨めるかがカギだ。松平と上田は昨年のワールドツアーとTリーグで張本を破った実績があるが、全日本の大舞台でどこまで爆発力を発揮できるか。


 その爆発力という点では、大島祐哉と吉村和弘は旋風を巻き起こす可能性がある。大島はバックハンドの強化に取り組み、Tリーグでも荘智淵(チャイニーズタイペイ)に完勝するなど、力をつけている。天皇杯をつかみ取り、自力で世界選手権への代表入りを果たしたい。吉村は今大会スーパーシードではなく、2回戦からの登場だが、逆にそこから勢いに乗っていけば、決勝に進出した前々回大会の再現も十分可能だ。上写真は張本、下写真は水谷(上)・大島(下)。



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