MIZUNO

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『SHOES MASTER』という、日本を代表するスニーカーメディアの編集長を務める榎本一生さん。
スニーカーに関するプロとして長年活躍されてきた榎本さんはランニングと出会うことで、新たな世界が開けたのだという。

PHOTO_Yuzo Touge TEXT_Maruro Yamashita

Q.
榎本さんにとって、新しい自分と出会えた、という風に感じた出来事などはありますか?

僕にとって、それはランニングなんですよね。ランニングを始めて人生が変わったと言っても過言ではないです。自分がまさか30代後半、40代になってから、体力的な面で進化するなんて思ってなかった。自分自身がアップデートされていく感覚を得られるんです。ランニングを始めたきっかけは、5年前にホノルルマラソンの取材に同行した際、取材をしていたら楽しそうで、自分も走りたくなったんですよね。それまではランニングのラの字も無い生活だったのに、いずれフルマラソンに出場したら面白そうだなって思って、少しずつ走り始めました。

Q.
もともと何かスポーツはされていたんですか?

学生時代にテニスをやっていた程度で、社会人になってから15年以上はスポーツから離れていました。ですので、ランニングもダイエットがてらにやってみようかなっていう軽いノリもありました。けど、なんとなく東京マラソンにエントリーしてみたら当たっちゃったんですよ。せっかく走るからには本格的にやるかと思って、そこからはガチに走り込みました。

Q.
どれくらいの期間、真剣に走り込んだんですか?

当選がわかったのが2012年9月で、東京マラソンが開催されたのが2013年2月なんで、半年くらいですね。月間200kmくらい走って、最初のフルマラソンで4時間を切ることができたんですよ。そこからは、それまで続けた走る習慣が自分の中に染み付いて、走らないと落ち着かない体になってしまいました。その後も割と頻繁にマラソン大会に出ているんですけど、出るからには毎回自己ベストを1秒でも更新しようって気持ちでやっていて、ファンラン的に流すってことは絶対に無いんです。そういう風にちゃんと走るからこそ、緩むときは緩む、締めるときは締めるみたいなのを自分に課していますね。

Q.
今はだいたいどれくらいのペースで走っているんですか?

忙しいときとか、若干は波があるんですけど、だいたい月間200kmくらいがアベレージで、大会前とかで走り込むときは300kmとか走ることもあります。がっつり走るときは一度に20kmも30kmも走るときもありますし、今日はちょっと疲れてるから5kmで止めようってときもありますし。あと、二日酔いと雨の日は走らないって決めています(笑)。あまり無理はしないって感じですね。

Q.
ランニングを続けるための秘訣みたいなことってありますか?

定期的に新しいウエアやシューズを買うっていうのは、モチベーションを維持する上ですごく重要ですね。そして、楽しむっていうことが一番大切ですね。でも、基本的にはストイックじゃないと続かないのかな。グループランというのはもちろん楽しみのひとつだし、自分もやっているんですけど、結局のところランニングはひとりでやるものだと思ってるんですよね。ひとりの時間を作るために走っているみたいなところもありますからね。何にも考えずに走っているときっていうのが、自分の生活の中で頭をリフレッシュするためにもとても大切なんです。

Q.
ウエアやシューズに関してのお話が出ましたが、榎本さんにとってこだわりのランニングスタイルというのはありますか?

ウエアに関して言えば、ランニングウエアって蛍光色が多用されるんですが、個人的にはそれが好きではなくて、今日みたいなアースカラーっぽい感じが多いですね。夜走るときはこのままだと目立たないんで、リフレクターバンドを巻いたり、点滅するLEDを着けたりとか、ナイトランの際の視認性にはちゃんと気を付けてます。危ないんで。

Q.
ではシューズに関してはいかがですか?

僕が『SHOES MASTER』っていうスニーカーの専門誌を作っているってこともありまして、靴をいろいろ試すこともランニングにおける大きなモチベーションのひとつなんです。ランニングシューズって正解がないんですよ。どれくらいの距離をどれくらいのスピードで走るかによって適切なシューズも変わってきますし、もっと言うと、色とか素材とかブランドも、その時の気分で選んだりもしますし。仕事柄、ランニングを始めようと思ってる人から、何を履いたら良いですか? ってよく聞かれるんですけど、絶対的な答えは無いんですよ。試行錯誤するしか無い。でも、このWAVE RIDERはひとつの正解だと思います。自信をもって薦めれますね。軽過ぎず、硬過ぎず、柔らか過ぎず。フィット感も程良くて、その辺の中庸を取っているなという気がしますね。ゆっくりしたペースで走るのには最適なシューズだと思います。

「WAVE RIDER 20」ブラック×ブラック×ホワイト ¥12,900(税抜)※10月発売予定

Q.
今後挑戦してみたいと思っていることはありますか?

今トレイルランニングにハマっていて、それの終着点が100マイルレースなんです。トレイルランの国際的なレースの基準が100マイル、160kmなんですよ。来年か再来年くらいには出てみたいなって思っています。

Q.
13年に初めてフルマラソンを走って、今では100マイルランを目指されているって凄いですね(笑)。ランニングを通して得てきたことが活かされていることってありますか?

直接関係は無いんですよね、走ってることが仕事に影響を与えていることって。自己ベストを更新したから何か良いことがあるって訳でも無いんで、直接的には無いんですけど、体や頭のキレが良くなったりっていうフィジカルな側面がひとつ。もうひとつは、ランニングを通していろんな人と出会えた。あとは、大会に出場しなければ行かなかったであろう場所に色々と行くことになり世界が広がったりということですかね。けど、何かに活かそうと思ってやっている訳ではないです。結果として活きてくることはあるかもしれませんけどね。

Q.
では最後に、ランニングを始めたいと思っている人へメッセージをお願いします。

個人的には、ランニングって、楽しいからみんなやろうぜみたいに他人に薦めるものじゃないと思うんですよね。走る人は誰から頼まれなくても勝手に走るだろうし。でも、ひとりになる時間を作りたいって思ってる人には、こんなに良い手段はないと思いますよ。

榎本一生 / Issey Enomoto  職業 / Editor 年齢 / 40 RUN歴 / 4年 お気に入りのRUNスポット / 代々木公園

SHOES MASTER』の編集長であり、フリーランスのエディターとしても活躍。フイナム ランニング クラブの部長も務める。年に幾つものマラソン大会に出場する一方、最近ではトレイルランの大会にも積極的に挑戦中。フルマラソンの自己ベストタイムは3時間27分。

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