INTERVIEW原動力インタビュー

『プロ野球選手になる』絶対的な夢が頂上をめざし続ける原動力

野球

前田 健太(ロサンゼルス・ドジャース)

こんなところで周囲の人たちに負けていたら、プロ野球選手にはなれない。だからレギュラーではなく、全員の中で一番になることをめざして練習しました。

アメリカ・メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースに所属し、2017年のワールドシリーズにも出場した前田健太投手。
小学生時代から注目されてきた前田投手だけに、壁とは無縁の野球人生を送っているように感じます。しかし、中学、高校、と進学する際やプロになった直後などに、高い壁の存在を感じたといいます。

「中学でも高校でも、1年生で野球部に入る時は、先輩たちとのレベルの違いや体格の違いを毎回痛感していました。いつも『大丈夫かな。この中で本当にやっていけるかな』と不安でしたね」

そうした壁を乗り越える原動力になったのが『プロ野球選手になりたい』という絶対的な夢の存在でした。

「こんなところで周囲の人たちに負けていたら、プロ野球選手には絶対なれないという気持ちを持って自分自身を鼓舞していました。だから単にレギュラーではなく、全員の中で一番になることをめざして練習しましたね」

ただ、プロ野球選手になってから、その考えが少し変化したそうです。

「学生時代は離れても2歳の差。でもプロだと、10歳以上の年齢差がある先輩と競争することになる。一軍で活躍する先輩選手たちに対して、プロに入りたての18歳の自分が勝てるイメージを持つのは本当に難しかったです」

学生時代には感じなかった高い壁だけに、乗り越えた方法もこれまでとは少し違っていました。

「プロ野球選手はみんな才能豊かなので、同じ練習をしていては勝てない。常に頭を使い、どうすればバッターを抑えられるのかを考えながら練習や試合に取り組みました。
その結果、特にコントロールを磨いて強みにすれば勝負できると気づいたんです。アメリカでプレーする今でも基本的な考え方は変わりません。ベースとなるパワーは必要ですが、パワーがあれば必ず抑えられるものでもない。ピッチャーとして良い結果を残すためにバッターをどう抑えるか、その視点から頭を使い創意工夫を重ねています」

シーズンオフには、変化球の握りを少し変えてみたり、微妙にフォームを変えてみたり、新しいウエイトトレーニングに挑戦してみたりと、今でも成長を求めて新たなチャレンジを欠かさない前田投手。

「アメリカでの生活やプレーの経験を重ねつつ、さらに、未知なる経験をしたい。アメリカでプレーする今は、ワールドチャンピオンを経験することが最大の目標です」

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