INTERVIEW原動力インタビュー

『悔しさ』を原動力に走りをより華麗に、そしてより速く

陸上競技

市川 華菜(ミズノトラッククラブ)

『市川はもうダメだ』とか『過去の選手だ』と言われて本当に悔しくて…。そう言う人たちを絶対に見返したいという気持ちが、大きなモチベーションになりました。

100m、200m、400m、さらにはリレー種目など、陸上競技の短距離種目で活躍する市川華菜選手。競技環境や立場の変化が壁となり、競技成績に影響を与えた時期があったといいます。

「2013年に大学を卒業してミズノに入社して以降、なかなか結果が出なかった頃は本当に厳しかったですね。大学時代は仲間の存在が走る力の源泉で、結果の良し悪しもあまり深く考えず、ただ楽しんで走ることが良い記録につながっていたんだと思います」

だが、ミズノに入社してひとりでトレーニングすることが増え、社会人として走ることにプレッシャーを感じ始めた、と語る市川選手。

「まったく思うように動けなくなってしまって。『走ることを仕事にする以上結果を残さなければ』という想いが強くなりすぎていたのだと思います」

その結果、ケガをしてトレーニングができなくなり、さらに精神的に落ち込んでしまう…。そんな日々からの脱出を導いたのは、新たに出会ったトレーナーでした。

「世界で活躍したある先輩選手が紹介してくださったトレーナーに、マンツーマンでトレーニングや身体のケア、リハビリのサポートをお願いしました。身体づくり、走るフォーム…すべてを一から見直しました。厳しくて地味なウエイトトレーニングもがんばり、ケガのリスクが大きかったフォームも時間を掛けて修正していきました」

市川選手を復活に向けたトレーニングに駆り立てた原動力は何だったのでしょう。

「それは『悔しさ』ですね。『市川はもうダメだ』とか、『過去の選手だ』と言われて本当に悔しくて…。そう言う人たちを絶対に見返したいという気持ちが、大きなモチベーションになりました。私自身、もっと速く走りたいし、走れると確信しています。このまま日本記録更新をめざし、来たるべき2020年を迎えたいですね」

#powertoperform