INTERVIEW原動力インタビュー

格上選手に勝ちたいという強い想いが、戦い方を変える原動力に

卓球

平野 美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)

当時、出場選手3人と4番手の私との間には、実力的にもポイント的にも差があることを肌で感じていた。同時に、勝つには何かを大きく変える必要があることも実感しました。

史上最年少でワールドカップと全日本選手権のシングルスで優勝、さらにはアジア選手権シングルスでの優勝など、目覚ましい活躍を続ける平野美宇選手。
そんな平野選手も、2016年のリオでは団体戦のリザーブ選手となり、試合には出場できませんでした。

「当時、出場選手3人と4番手の私との間には、実力的にもポイント的にも差があることを肌で感じていた。同時に、このままでは日本の上位3人をはじめとした格上の選手には勝てないこと、勝つには何かを大きく変える必要があることも実感しました」

そこで平野選手は『戦い方を変える』ことを決断します。

「リオまで自分は安定性重視の戦い方でしたが、格下の選手に負けない反面、格上の選手にはなかなか勝てなかった。そこで、速さとパワーを重視した攻めの卓球に変えることを決断し、それに合わせて新しいコーチに指導いただくことにしました」

今までの卓球人生で身につけた多くの技術を捨ててでも、戦い方を変えて強くなるという高い壁を自ら打ち立てた平野選手。しかしながら戦い方を変えて約半年間ほどは、第一シードなのに1回戦で負けてしまうなど、勝利が遠くなったことも。

「戦い方を変える過渡期だったこともありますが、あの頃は『強くなるために変えたのに、何をやっているんだろう』と悩みましたね」

それでも挫けずに挑戦を続けていった結果、世界トップクラスの中国人選手やライバルの日本人選手にも勝利することが増え、シングルスで次々と最年少優勝を成し遂げるなど大活躍。
戦い方を変えるというギャンブルとも思える挑戦に成功した原動力は、『格上の選手に勝ちたい』という気持ちだったといいます。

「リオでは日本選手がプレーする姿を見て、出場できない悔しさがこみ上げてきました。今の自分には4年に一度の舞台に出場して勝ちたいという気持ちがすごくあるから、戦い方を変えて本当に良かったと思っています。次の東京は絶対に出場してシングルスで優勝し、さらに世界選手権でも優勝して、世界三大大会のシングルス制覇成し遂げたいと思っています」

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