皆様からお寄せいただいた質問にミズノトラッククラブ(MTC)・チームミズノアスレティック(TMA)のメンバーがお答えしました。練習・試合においてぜひ参考にしてください。

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走り幅跳び・三段跳び

回答内容

テキスト

ミズノトラッククラブ荻田大樹

こんにちは。ミズノトラッククラブ荻田大樹です。
一言に「跳躍力」と言ってもいろいろな分野があります。立ち幅跳びのように「何もない状態からの跳躍力」や連続ジャンプのように「今ある力を利用する跳躍力」です。 「何もない状態からの跳躍力」とは単純な瞬発力やパワーが大きな要因になります。

これらを鍛えるためにはウエイトトレーニングでの「スクワット」が効果的だと思います。大きな負荷で行うことで「パワー」を、小さな負荷で「スクワットジャンプ」などを行うことで「瞬発力」を効率良く鍛えることができます。 「力をうまく利用する跳躍力」を鍛えるには「立ち五段跳び」や「バウンディング」がいいと思います。

これらのトレーニングの中で「どのような姿勢」で「どこに足を付けば」うまく力を逃さないようにできるか試してみましょう。注意点は、「上半身を前や後ろに倒しすぎない」ことと「足を前につきすぎない」ことです。この「力をうまく利用する跳躍力」は「何もない状態からの跳躍力」に比べて比較的短期間で効果が出てくると思います。 どちらも遠くへ跳ぶためには必要な要素なのでバランスよくつけるようにしましょう。

ミズノトラッククラブ荻田大樹

こんにちは。ミズノトラッククラブ荻田大樹です。
「速く走る」という事は短距離選手はもちろんのこと、跳躍選手にも重要な要素の一つです。 走り幅跳びで考えると、同じ技術力の選手だと助走スピードが速い方がより遠くに跳べるというのは簡単に理解できると思います。

そして、跳躍選手が「走り込む」ことには目的があります。まずは「助走スピードを上げる」ことです。これは50mなどの短い距離の中で速い動きをすることが有効です。 そしてもう一つが「助走のフォームを安定させる」ことです。

これは200mなど比較的長い距離の中でしっかりと自分の走りを安定させることを考えながら行いましょう。これらをバランスよく行うことで速い助走の中でも安定した跳躍ができるようになると思います。

ミズノトラッククラブ荻田大樹

こんにちは。ミズノトラッククラブ荻田大樹です。
僕は助走路に入る時、いつも「どこを直せばいい跳躍ができるか」を「言葉」ではなく「動きのイメージ」で、「ポイント」だけではなく「全体の流れ」で考えるようにしています。「言葉」を「動き」に直すと少し時間がかかってしまい、実際の跳躍の中では少し遅れて体が動いてしまい失敗してしまうことが多いです。

また、「ポイント」に意識を集中しすぎるとそこばかりが気になってほかの動きがおろそかになりやすくなります。

試合の時は、それらに加えて「成功した自分」をイメージして助走路に入るようにしています。人によって考え方は違ってきますが、「いい跳躍をイメージして助走路に入る」ことは共通なのではないかと思います。

  • 100m.200m

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