寺川綾のスペシャル対談~寺川綾×市川華菜選手~

元競泳選手で日本記録保持者の寺川綾さんが、現役アスリートをゲストに迎えてクロストークを繰り広げるMIZUNO ZONE LAB特集。第1回は、陸上競技の市川華菜選手(ミズノトラッククラブ)をゲストに迎えた。市川選手は、2011年に女子400メートルリレーで43秒39、2015年1600メートルリレー3分28秒91日本記録を樹立の選手。
個人種目での活躍と2種目のリレーで日本記録を持つ唯一のスプリンターです。

陸上 市川華菜選手
陸上 市川華菜選手

KANA ICHIKAWA

ミズノトラッククラブ所属(種目:短距離)。世界大会でも活躍する期待のスプリンター。

スイム 寺川綾
スイム 寺川綾

AYA TERAKAWA

ミズノスイムチーム所属(種目:背泳ぎ)。2012年ロンドンオリンピック 100m背泳ぎ、4×100mメドレーリレーの銅メダリスト

寺川さんとの対談では、リレーチームのチームワークの大切さ、築き方に強い関心を示していた。また、とにかくがむしゃらに脚力を鍛えた学生時代からケガを転機にトレーニングを行うことが楽しくなったというエピソードも明かしてくれた。練習内容、練習への意識が変わり、さらに進化しようとする市川選手の強さの秘密に迫った。

個人種目には出場せず、リレーだけに出場する。そうした選手もいないとリレーの成功は難しいようにも思えるが、市川選手はリレー要員ならではの負い目や力不足を課題に感じているという。個人としてのモチベーションアップはプラスの要素だが、チームとしての活動時間が短いことによるコミュニケーション不足から生まれる不安要素もあるようだ。社会人になるまでは当たり前だった、仲間が身近にいることの大切さを2人が語った。

リレー選手の負い目と仲間意識の大切さ

<寺川>
世界選手権のリレーや、アジア選手権に出場し活躍の場を広げている市川選手ですが、今の目標は?
<市川>
日本で一番になって、世界大会の標準記録を突破して個人で出場したいというのが、個人的には1番の目標です。
<寺川>
リレーの選手として日本代表で活躍していますけど、個人でも世界で戦える選手になりたいと思うようになったきっかけや出来事が具体的にあったのですか。
<市川>
学生の頃は、リレーのメンバーとして大きな大会に出場できたら良いなと思っていました。でも、リレーで世界レベルの大会に行ったときに、まったく勝負ができませんでした。やっぱり、それぞれのメンバーが個人で世界と戦えるようになったときに、リレーでもすごい力が出るのではないかと思うようになって、それからは、ほかの海外の強豪選手の 練習を見て参考にするなど工夫しています。現状では、女子の短距離で今年8月の世界大会の参加標準記録を突破しているのは1人しかいません。私たちが頼ってしまう形はいけないなと感じるようになってから、リレーチームとして力を付けることだけでなく、個人のレベルアップが絶対に必要だと考えるようになりました。私たちはリレー要員という形になってしまっていますが、本来は、個人で出場できる力のある選手が集まるのが理想だと思います。だから、今の状況だとリレー要員では、ほかの選手やチームスタッフにとって足手まといではないかと感じてしまうことが多かったんです。負い目のようなものをすごく感じていました。
<寺川>
競泳にもリレーがありますし、きっと同じような感覚なのかなと思います。競泳はリレーチームだけで合宿をすることもあったので、そこまで大きな意識の差はなかったのではないかと思います。それでも、個人種目に出場する人と、リレーだけに出場する人というのは、少なからず意識が違う面があるものかもしれないですね。
<市川>
学生の頃は同じチームに仲間がいたから難しさは感じませんでしたけど、今は所属が別々で普段顔を合わせることも少なく、改めて仲間が普段から身近にいることの大切さを強く感じています。自分たちで機会を作りたいとよく話題になりますし、少しずつ機会を増やしていきたいと思っています。
<寺川>
やっぱり、仲間は、とても大事な存在だと思います。世界大会は、チームに、すごい団結力が生まれます。誰か一人欠けるとチームとして成し得ないこともあるし、日本のチームとして獲得する目標メダル数も選手みんなで話し合って決めますから、良くも悪くもみんながそれぞれの選手のことをちゃんと理解してないといけません。だから、テーマが設定されたアスレチックなどでチームビルディングについて学ぶこともありました。同じ日の丸をつけて戦う仲間として、つながりを持つことはとても重要だと思います。やっぱり、リアルな話、あんなに辛い練習は一人では乗り越えられないと思います。同じメニューを仲間もやっているから、自分も頑張らなければと思えるということは多いと思います。試合だけでなく、練習で一緒に頑張れる仲間はとても重要ですね。

市川選手がリレー選手として抱えている課題は、チームワークの磨き方。市川選手から質問するような形で、寺川さんは世界大会で強さを発揮し続けている競泳リレー陣の結束の秘密を明かしてくれた。そこには、時にケンカもするというオープンな関係性が存在した。寝食をともにする生活の中から生まれた絆の強さと、コミュニケーションの大切さがうかがい知れるエピソードも飛び出し、市川選手は強い刺激を受けていた。

輪を作る難しさと、チーム力の強さ

<寺川>
陸上のリレーチームは、どうやってチームワークを築いていますか。
<市川>
リレーメンバーの所属先はそれぞれ違うので、一緒には生活はしていません。ほとんどのメンバーとは、連盟主催の合宿でしか会うことができません。競泳のリレーメンバーは、一緒にいる時間が長くて、一緒に練習していますよね。私たちにとっては、学ぶべきところだと思っています。合宿でのコミュニケーションだけでも、メンバーがまったく変わらないのであれば積み上げていけるのですが、当然、メンバーは時々入れ替わるので、コミュニケーション不足を感じます。以前、元競泳日本代表の方に聞いたら、競泳のリレーチームはとても仲が良かったと言っていたので、どんな感じだったのか教えてください。
<寺川>
すごく仲が良かったですよ。リレーチームだけの合宿もありましたから。仲が良すぎて家族みたいな感じだったから、ケンカをすることもありましたけどね。選手同士だけではなくて、選手とコーチの関係も同じような感じで、何でも言い合えました。選手と指導者の信頼関係ができていないと、同じ現象でも解釈が違ってきてしまいます。たとえば、新しい取り組みをしているときに良い記録が出なかったとします。そのときに、自分が何を考えて、やろうとしているのかを指導者には知っておいてもらわなければいけません。指導者は、それを知るか知らないかで、記録が出ない状況にどういうアプローチをするか変わると思います。逆に、選手もメニューの目的とか効果を理解していなければいけないと思います。
<市川>
羨ましいです。陸上競技の場合は、リレーメンバーだけで集まる機会はそれほど多くないので、みんなが自然な空気になるまで少し時間が必要です。競泳のリレーチームは、それぞれの選手の泳ぎのどこが良かったとか悪かったとか言い合っていたと聞いて、本当にすごいなと思っていました。悪いところなんて、なかなか言えないじゃないですか。ちょっと気になるところがあってもズバり指摘しあえる関係をつくるのってやろうと思ってもできないこともあります。チームで一体になって戦いたいけど、チーム力を上げるためにどこまでやるべきか、どうやってやるべきかと悩みます。
<寺川>
もちろん、それぞれの選手の性格次第だから、言っても大丈夫な選手と、そうではない選手はいると思います。でも、それぐらい何でも言い合えるようになると、言わなくても気付けるところも増えます。実は、世界大会のリレーの決勝の前日に、緊張してご飯を食べられなくなった選手がいたんですけど、私たちはいつも一緒にいたから、その選手が緊張でご飯を食べられないときはレースで力を出せないことを知っていました。だから「その選手がご飯をしっかり食べるまでは絶対に食堂から出ない」と言って、みんなでちょっと無理矢理にでもいいから食べてって言って、全部食べてからみんなで帰りました。レースの結果は、もちろん良かったです。でも、こういうのは信頼関係がないとできないことだし、真似すればいいわけじゃないですね。いきなりやったら、イジメみたいになってしまうから(笑)。ただ、いきなりはできないけど、少しずつ話をして信頼関係を築くことはできるんじゃないかなと思います。

市川選手がスランプに陥った時、立ち直ったきっかけの一つが、自費での合宿帯同だった。懸命に取り組む仲間の姿勢を間近で見て、もう一度一緒に戦いたいという気持ちが沸き起こったという。寺川さんは現役時代、他競技の選手の活躍に刺激を受けていたという。頑張っている人の姿、達成感あふれる表情は、一般のスポーツファンが観戦したときに得る感動に似たものだが、アスリート特有の負けず嫌いを大いに刺激してくれるもののようだ。

他選手から受ける刺激

<寺川>
チームワークの話を聞いていると繊細なところがあるように思いますが、もしかして、結構大きく落ち込んでしまうタイプですか?
<市川>
そうですね。私は、悪いときがずっと長く続いてしまいます。負の連鎖をうまく断ち切れないのだと思います。大学時代に結果が出始めたときは良かったのですが、その後ケガをしました。結果が出たことで大会に招待される機会が増えて、結果を出さなければいけないという思いが生まれて、休むことが出来なくなってしまったからだったと思います。それで調子が落ちても、これ以上悪くなることはないだろうと思いながら、もっと悪くなって本当にどん底まで落ちてしまいますね。考えて、考えて、苦しくなっていくような感じです。それから、ようやく怖いものがなくなって、違う自分が見えて来て楽しさを取り戻すということが多かったです。一時は代表合宿のメンバーから外されてしまうぐらいに、調子が落ちてしまったのですが、コーチが「自費参加でも合宿参加した方が良い」と言ってくれて参加したときに「もう一度、戻りたい。私も頑張りたい」と強く思えたのが良かったですね。やっぱり、仲間やライバルが良い刺激になることはあるんだなと思います。
<寺川>
考え過ぎると良くないときもありますけど、見つめ直す分だけ反省点は見つかるし、次の試合に向けてどのように気持ちや考え方を切り替えていけば良いのかということも、そういう失敗から学んで初めて分かることだと思います。私は、引きずらないけど、一瞬でどん底までズーンと落ちてしまうタイプでした。落ち込んだときには全然違う競技の選手を見るようにしていました。違う競技の選手が頑張って試合をして、喜んでいる表情とか、達成感のある表情をしているのを見ていると、私も同じようになれたらいいなと明るいイメージを持てるようになりました。

アスリートに直接聞いてみなければ分からないことの一つが、オフの時間の過ごし方だ。やはり、一流アスリートの競技生活はタフで、少しの休みであれば身体を休めたいのが本音のようだ。しかし、体力の回復が精一杯で、前向きな気持ちで練習に取り組めなくなってしまうと負の連鎖に陥ってしまう。現役時代、思い切った気分転換を考えたという寺川さんと、同じアイデアを実行したという市川選手には、多くの共通点があった。

オフは思い切って遊ぶ

<寺川>
普段の練習時間は、どのくらいですか?オフの時間は、どのように過ごしていますか。
<市川>
走る練習だと1回が3時間くらいです。午前中にウエイトトレーニングを入れるとプラス1〜2時間ですね。極端に言えば、練習しているか、寝ているかみたいな生活です。休みの日も積極的な遠出はしないですね。必要なものを買いに行ったり、ご飯を食べに行ったりする程度。それだけでも、かなり気が紛れます。寺川さんは、オフはどうしていたんですか?
<寺川>
水泳は短くても午前に3時間、午後に3時間。陸上でのトレーニングがそれぞれに1時間ほどあるときは、泳ぐのが2時間ずつ。多いときは、もう少し練習時間が延びます。だから、もう体力がないので、オフの時間は極力ゴロゴロとしていました(笑)。あとは、トレーナーさんにマッサージをお願いして、お風呂に入ったら、もう寝るというような感じでしたね。でも、やっぱり気持ちが疲れて来てしまったときは、気分転換をした方が良いと思います。私たちは、週に一度オフがありました。オフの日自体は、翌日の朝練習に備える選手が多かったので、オフの前夜にみんなでご飯に行くとか、普段とは違うことを一つするようにしていました。でも、一度、精神的にも体力的にも疲れて気分転換もままならなくなって、休みの前日に「1泊2日で韓国まで焼肉を食べに行こう」って友達に言って驚かれたことがありました。「韓国に行くお金で食べられる」と言われてしまって、結局行けませんでしたけど。
<市川>
私は、それを実際にやったことがありますよ(笑)。私がいきなり韓国に行きたいと思って、日曜日がオフだったので、土曜日の夜に飛行機に乗って行って来ました。本当にオフシーズンの時くらいしか行けないですけど、やっぱり、思い切った分だけ気持ちはリフレッシュできました。なんというか「やってやったぞ」という、妙な達成感がありました(笑)。
<寺川>
似たことを考えるんですね(笑)。滅入ってからリフレッシュに行くより、滅入る前に行く方が、前向きな気持ちを保てます。気分転換は理屈じゃないので、普段とは違うことを思い切ってやってみるのが良いと思います。

市川選手は、2009年に中京大学に進学してから日本のトップに台頭。しかし、2012年の世界大会に出場した翌年、ヒザの痛みや腰椎分離症などケガが相次いだ。それまでは「がむしゃらに」やって来たという市川選手は、新たなトレーナーを迎えて練習への取り組み方を変更し、再び力を付けて来た。寺川さんもケガは向上の転機になったという。二人の会話から、ケガから這い上がるためのポイントが浮かび上がって来た。

ケガは、トレーニングの意味を考える転機

<寺川>
大学を卒業した2013年に大きなケガをしたということですが、練習に対する取り組み方は、以前と変わりましたか?
<市川>
大学生の時は、与えられたメニューをがむしゃらにこなすばかりでした。入り口と出口しかない感じで、途中のプロセスが抜けていましたね。だから、使うべき筋肉を使わずに動かしてしまって、大きなケガにつながってしまいました。ケガで思い切り走れなくなったときには、走り方さえも分からなくなりました。そのときに、母校に新しいトレーナーの方が就任しそれがきっかけで、ストレッチのやり方、腹式呼吸などで体幹を使う方法など、本当に基礎から学び直しました。知識を得て、自分で考えるようになってからは、いろいろな物を自分から取り入れようと思うようになり、練習に対する意識や取り組み方が変わりました。考えるようになってからは、楽しくて仕方がありません。以前の100%の力を8割ほどの感覚で出せるという感触になって来ましたし、ケガ自体も減ったように思います。今までは、とにかく足の力だけで走って来たので、走っているときに上体が揺れていました。それでも記録が伸びたので、がむしゃらにやってしまっていました。すごく大きなリスクを負って競技をやっていたような気がしますし、伸び悩んだときにも考えてみることは有効なのかなとも思います。
<寺川>
私も、ケガをしたときに考え方が変わりました。普通に泳げるときは、練習が嫌だなと思うこともありましたけど、ケガをして初めて、普通に練習ができることが幸せであると思い知らされました。「あんなふうに考えちゃいけなかったんだな」という反省が、まずありましたね。自分の心の黒い部分を折られるというか、自分の良くないところを正すためにケガは起きるのではないかと思うくらいです。だから、ケガから這い上がった選手は、たくさんの感謝の気持ちを持ってやっていると思います。ケガをしたとき、アスリートは元に戻すのではなく、ケガをした状態からでも先に進まないといけません。そのときにケガを繰り返さないためにもリハビリやトレーニングの方法を考えます。今まで考えなかったことを考えて、新しい取り組みをすることでレベルアップできると考えています。

以前から交流がある二人が顔を合わせたとき、寺川さんが真っ先に気付いたのは、市川選手の体格の変化だった。「大きくなったというか、格好良くなった印象がある」と話したのは、ヒップの周り。現在は、試合のスタート時を意識して瞬間的に力を出せるイメージで取り組んでいるという市川選手は、ケガをした後に筋力トレーニングの内容と効果を検証するようになったと話し、寺川さんも同じ経験があることを明かした。

「よーい、ドン」をイメージした筋力トレーニング

<寺川>
以前に会ったときより、お尻が大きくなっている印象があるのですが…筋力トレーニングの量や質を変えましたか?
<市川>
お尻は、大きくなりました(笑)。2013年にケガをする前は、ハムストリングス(太ももの裏側にある筋肉の総称)をすごく使うようなトレーニングをしていました。走るときもハムストリングスの強さに頼っていたので何度も肉離れを起こしていました。でも「身体の中で一番大きい力を出せるのは、(ハムストリングスより上部の)お尻。お尻の大きな筋肉を全然使えていない」と言われてから、ウエイトトレーニングでもハムストリングスではなくて、お尻の筋肉を使うように意識するようにしました。そうしたら、ヒップの大きさがすごい勢いで変わりました。馬のお尻みたいだと言われます(笑)。
<寺川>
鍛える部分を変えたということは、トレーニングの内容も変えたということですよね。
<市川>
そうですね。大学時代までは、ハイクリーン(ウエイトリフティングのように重りを持ち上げるトレーニング)やスクワットを、とにかく回数を多く行って筋肉を付けようとしていました。でも、今は例えば6回など回数を決めて、限られた回数の中で、重い器具をしっかりと持ち上げています。そのときに、正しいフォームで、1回で綺麗に上げることを意識しています。イメージしているのは、レースのスタートです。「よーい、ドン」というタイミングをイメージして、回数よりも質というか集中力を重視しています。瞬間的に、使いたい筋肉を使う練習です。また、一人で行うのではなくてコーチに見てもらって「腕から上げている」とか「お尻を使えていないよ」と指摘されて、できていない部分に気付かせてもらっています。一人でやっていると、なかなか修正ができませんし、間違った形を正しいと思ってしまう部分があります。
<寺川>
それにしても、何か、私自身の話を聞かされているようですね…。私もまったく同じでしたから。ウエイトのときは「手から上げている!」とか、よく怒られていました(笑)。2008年の世界大会で代表に入ることができなかったときに、今までやってきたことを振り返って、一つひとつをもう一度学び直すことにしました。そのときに初めて、ウエイトトレーニングのコーチに指導を受けました。ほかの選手と一緒にトレーニングを受けたのですが、私だけ知識がなくて器具の使い方や目的から学びました。それまでは、技術の先生も、筋力トレーニングの先生も同じで1人しかいませんでした。技術のコーチと、トレーニングのコーチに指導を受けるようになってからは、どの選手はどの部分を鍛えるという話し合いからメニューが組まれて、私もそれぞれの専門家に見てもらえるようになって、練習内容が変わりました。若いときは、とにかく与えられたメニューをがむしゃらにこなしてしまうものですけど、トレーニングの内容を考えること、見てもらうことなど、やっぱり検証して進んで行くことが大事だと思います。

対談を通して浮かび上がったのは、トレーニングを検証しながら進める効果と大切さだ。ケガをしたときにも、がむしゃらなリハビリで元に戻るのではなく、新たな考えを持つことで以前よりも進化した姿になることができる。そして、トレーニングを検証するためにも、指導者や仲間が身近にいることや、しっかりとコミュニケーションを取ることが大切ということ。存在していることが当たり前のように感じてしまうことの中に、進歩の秘訣がある。