スイングトレーサー解析例

社会人選手のスイング分析&解説

選手A:右投左打 身長181cm 体重81kg

  • ※図はアプリVar.1.0での画面です。
  • ※アプリVar2.0以降はスイング回転半径のプラスとマイナスを逆に表示しています。
矢内教授矢内教授の解析
この選手の特徴は、ヘッドスピードがかなり高いことと、スイング時間が短いことです。スイング時間が短いと大体ヘッドスピードは遅くなるものですが、この選手の場合は短い時間でシャープに速いスピードでバットを振ることができる、というのが大きな特徴です。もうひとつ特徴的なのが、スイング軌道です。スイング軌道が5.7度。ほぼレベルスイングに近い、という値を示しています。これらを考え合わせますと、この選手の特徴は、鋭いライナー性の打球を放てる打者だと考えられます。
小島監督小島監督からのアドバイス
このバッターは、スイングスピードが早くてスイング時間が短い、という理想的な数値を叩き出しています。また、スイング軌道がレベルであるために、ライナー性の打球が多くなり、長打が増えます。 さらに遠くへ飛ばすためには、スイングを少しアッパー気味の軌道に変えた方が良いかもしれません。

選手B:右投両打 身長167cm 体重70kg

  • ※図はアプリVar.1.0での画面です。
  • ※アプリVar2.0以降はスイング回転半径のプラスとマイナスを逆に表示しています。
矢内教授矢内教授の解析
この選手の特徴は、ヘッドスピードが社会人選手の平均的な値を示していること。もうひとつの特徴はスイング時間が短いことです。平均的な選手よりもかなり短いため、おそらくこの選手はコンパクトにバットを振る選手だと考えます。実際、回転半径の値を見ますと-0.17メートル。スイングの前半地点が、かなり小さく振れていることを示す値です。あと特徴的な値はローリング。これがほぼ0に近い。以上のことから、この選手はアベレージヒッター、ボールにしっかりインパクトさせて転がしていく、そういう特徴の選手だと思われます。
小島監督小島監督からのアドバイス
このバッターは、スイング時間が短いという特徴があることから、正確にボールを捉えるということを重要視し、とくに出塁を念頭に置いたバッティングフォームをしていると思います。バットの回転半径も小さく、長打よりも単打を多く打てる、足が速い1~2番打者に多いタイプです。

選手C:右投右打 身長172cm 体重75kg

  • ※図はアプリVar.1.0での画面です。
  • ※アプリVar2.0以降はスイング回転半径のプラスとマイナスを逆に表示しています。
矢内教授矢内教授の解析
この選手の特徴はヘッド速度が高く、またスイング軌道が約10度と、ほぼ投球されたボールに対して正面衝突でインパクトを迎えるスイングをしていることです。それに加えて、ローリングのスピードが3.62回転と、ローリングが速いということも含まれています。ヘッド角度を見ますと-24度。腰の高さのボールを振る時の角度よりは少し高めになっています。以上を合わせて考えてみますと、おそらくこの選手は右打者なのですが、左中間に長い飛距離の打球を放つことのできる特徴を持ったパワーヒッターだと考えられます。
小島監督小島監督からのアドバイス
このバッターはヘッドスピードが145キロと、非常に高いレベルを発揮しています。その要因は、下半身を中心とした回転の速さにあると思います。身体はさほど大きな方ではありませんけれども、非常にシンプルに振れていると言えます。ぜひ、こういうバッティングを真似してもらいたいと思います。